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削除届
高田 ひで
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概要
その名前を、僕は知らない。
区役所の三階、記憶削除届の窓口。特定の一人についての記憶を消したい人は、ここで一時間の聞き取りを受ける。その日の午後三時に予約をして来たのは、別れた夫の記憶を消したいという女性だった。――窓口の職員の「僕」が記録した、ある午後の聞き取り。
完結済 全1話
2,600文字
2026年10月2日
更新
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高田 ひで
@hidetakata
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