概要
あなたに会いたい。けれど、その手紙の宛名は妹でした。
「公爵様と何をお話しすればいいのか、書いておいてくださらない?」
妹の縁談を手伝うため、ネリーネは公爵への手紙を代筆していた。
立派な公爵なのに、馬の絵は旅行鞄。何もなかった日にも、なぜか便りをくれる。
返事が待ち遠しくなったのは、妹ではなく、代筆しているネリーネのほうだった。
そして届いた、「あなたが笑うところを見てみたい」という一通。
妹が縁談の成立を疑わないなか、ネリーネは初めて、自分の名で手紙を書く。
知られたら、もう二度と届かなくなるかもしれない。
それでも、会いたいと思ったのは、わたくしです。
手紙ではあんなに話せた二人の、不器用で甘い恋の物語。
妹の縁談を手伝うため、ネリーネは公爵への手紙を代筆していた。
立派な公爵なのに、馬の絵は旅行鞄。何もなかった日にも、なぜか便りをくれる。
返事が待ち遠しくなったのは、妹ではなく、代筆しているネリーネのほうだった。
そして届いた、「あなたが笑うところを見てみたい」という一通。
妹が縁談の成立を疑わないなか、ネリーネは初めて、自分の名で手紙を書く。
知られたら、もう二度と届かなくなるかもしれない。
それでも、会いたいと思ったのは、わたくしです。
手紙ではあんなに話せた二人の、不器用で甘い恋の物語。