概要
あらすじ
異世界で十八年間を生き抜き、魔王を討った勇者・黒瀬蓮は、ある日突然、日本へ帰還した。
そこは十八年前と何も変わらない日本だった。
魔法は存在しない。
魔物も存在しない。
ダンジョンもない。
超能力者もいない。
異世界など、誰も知らない。
ただ一つだけ。
蓮の中に残った《収納》を除いて。
異世界で手に入れた金貨、宝石、魔道具、武器、食料、薬、そして勇者の装備。
その全てを、蓮は容量無限の収納空間に保管したまま帰ってきていた。
「……これ、売ったらいくらになるんだ?」
最初はただ、日本で静かに暮らすつもりだった。
だが問題が起きる。
異世界の金貨を換金すれば、その出所を聞かれる。
魔法薬を使えば、成分不明の薬として問題になる。
魔道具を使えば、既存の科学では説
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