「三匹のおっさん」って本知ってます?あれ面白いですよね。ドラマもやってるみたいで、北大路さん好きなんですよね、自分。読んでない人は是非読んでみてください。まあそんなわけで、最近見た近所にいる三匹のおっさんの話なんですけど、それぞれ名前があるんです。勝手に自分が名前つけただけなんですけど。「長靴をはいたおじさん」、「時報下駄おじさん」、「上裸じじい」。名が体を表してるんで分かりやすいでしょ?長靴をはいたおじさんは言葉の通り天気に関わらず長靴はいてるんです。まあそれだけならギリ普通のおじさんって思うじゃないですか。違うんです、予備をいつも持ってるんです、いつも。手提げバッグを肩にかける持ち方あるでしょ?あれで長靴持ってるんですよ。自転車で通り過ぎる時、2度見しちゃいました。危ないですね。ちなみに理由を聞いたら、普通に予備で持ってるんだとか。長靴なのは履きやすく汚れにくいとのことです。こだわりのある石橋を叩いて渡るタイプのおじさんなのでした。お次は時報下駄おじさんです。彼も名前のまんまなのですが、いつも午後11時くらいになると、かっかっかっとどこからともなく足音が、、、そう、彼です。いつも平日決まった時間にやってきます。正直、このおじさんには助かってます。自分の寝始める合図になってますからね。この前帰りが遅くなったとき、初めて彼に会いました。もう感動ものですよね。ディズニーで初めてミッキーにあったときもこんな気持ちでした。ちなみにこのおじさんはまあまあ遠いところからお散歩に来てたそうです。なんてタフネスなおじさん!最後は上裸じじいです。まあ彼も彼で名前の通りなんですが、、、他のおじさんと違うところは、彼は期間限定でしか見れないんです。夏の風物詩なんです!まあ、暑いからね。彼はその開放感からか、とにかく元気なんです。朝はもちろん子どもたちへのおはようの挨拶。下校時にはおかえりの声掛け。ちゃんと服着てたら優しいおっちゃんなのに、、、もったいない。流石に彼は見た目で完結してるので、話したりとかはしてません。なにか機会があれば話してみようかな?こんな感じでおじさんたちはそれぞれのプライドとほんの少しの愛嬌を携えて、今日も元気に町を闊歩するのでした。めでたしめでたし。