秋めいてまいりました。皆様お元気でしょうか。
2019年10月29日より、カクヨムさんでは広告が表示されるようになりました。
皆さますでにご存知かとは思いますが、「カクヨム・ロイヤルティプログラム」（
https://kakuyomu.jp/guide/loyalty_program ）が始動したためです。
書き手さんに作品の収益化のチャンスを作り、クリエイター活動のサポートをしようという計画の第一弾として、Web広告を作品ページに表示して、閲覧数などをもとに人気作にはリワード（報酬）を支払うというものです。
その第二弾としては、作品自体の有償販売の機能が計画されているそうですが、まだ先のお話のようです。
今回、導入された広告ですが、ON・OFFを作品ごとに、作者さん自身が設定できますので、強制表示ではありません。初期設定でONなので、ほうっておくと表示される仕組みですけども、OFFにもできます。
私の作品に関しては、表示ONかOFFか、どうしようかなって考えました。
うちの作品には閲覧数からして収益化の見込みはないと思いますし、今のところ収益を上げる目的では執筆活動をしていないので、OFFでもいいんですけども。
でも、広告を表示することで、微力ながらカクヨムさん全体の収益の一助になるというのと、皆が表示OFFにするとたぶん成り立たない企画ですので、読者さんにとって、よっぽど不快な広告でない限りは、表示していくことにしました。
今のところ大丈夫と思いましが、読者さまにおかれましては、ちょっとこれ耐え難いなということが今後もしあれば教えてください。また検討します。
全広告収入の７割をリワードに割り当て、３割を運営さんが取るというプランだそうなので、Web小説を仕事にしたいという意欲と実力を兼ね備えた書き手さんを皆で支援していく形になるのだと思います。
うまく機能するといいですね。
個人的には、第二弾として追加される作品の有料販売機能のほうにも注目しています。
もともと、カクヨム作品を電子書籍にして販売できる姉妹サイトさんがあるので、それほど画期的な新機能でもないかもしれませんが、紙の本の電子版（電子書籍）というのでなく、Web小説の課金システムという意味合いでは、新しい試みになるのではと感じます。
今、無料で公開されている作品を途中で有料化するのには慎重を要すると思いますが、本編は従来通りの無料公開で、特別限定版をご希望の方にのみ課金して読んでもらう形式なども、今後のWeb小説の運営スタイルとしては面白いと思いますし、クリエイターさんの支援にもつながります。
第二弾も有効に機能して、良い結果となるといいなと思います。
なお、私の作品については有料化の計画はありませんので、今、無料で公開しているものはずっとそのままです。急がずのんびりお読みください。