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iPhoneの読み上げ機能でカクヨムのWeb小説を「読んで」います

Web小説を読みたいのに、ゆっくり読み耽る時間がないです。その体力がない。

夜は眠いです。やるべき作業はいっぱいあります。

わたくしシュフですので、料理や掃除や洗濯物で、物理的に手が空いてないって時が多いです。

「でも読みたいんや!」 (京都市在住 40代 シュフ)

ということで、iPhoneの文字列読み上げ機能を使って読んでみることにしました。

やりかたは、こんな感じ
https://www.asobou.co.jp/blog/life/ios-speech
このリンク先↑ の解説はKindleアプリでの読み方解説ですが、カクヨムアプリでもできますし、ブラウザでも他のテキスト系アプリでもできます。

もともと搭載されてる機能だけでいいのでお金もかからず手軽ですしね。

あっという間に朗読してくれるオーディオブックだ。超便利!

ずっと読みたかった鈴埜さんの推理系ファンタジー
「フィーア島殺人事件」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886710465

セイラお嬢様の事件簿シリーズの一作目。

美少女でお嬢様のセイラちゃんが、魔法と科学が共存する、英国ミステリーみたいな階級社会を舞台に、殺人事件の解決にあたるという作品です。

シリーズ作品は……

フィーア島殺人事件
イクリプス急行殺人事件
イーハー空中図書館殺人事件
ベキルのモンブラン殺人事件
ストーン家白の別荘殺人事件

タイトルだけでもワクワクするな!!

そして、この記事では肝心の朗読のほうですが、iPhoneの日本語読み上げはまだ完成形とはいえず、ところどころ読みがアヤシイって面もあるのが現状ですが、「フィーア島殺人事件」の文体は、地の文主体でセリフもあるという、ライトだけど古典小説の趣もしっかりある作風なので、読み上げに向いてるようです。

耳で聞いて意味をとりやすい文体ってのがあるみたい。読み上げ向き文体。

しかも面白いんだこれが。美少女だ美少女。お嬢様だ!
「エスコートしてくださる?」とかも朗読だと音声で言うんだ。いいぞ〜

カクヨムアプリだと、1ページ一気に朗読して、ページ末で音声データが終わって朗読が止まる流れなので、改ページして再スタートするのが手作業です。

それが面倒くさいっちゃ面倒くさいけど、そのタイミングで「応援♥」押したり、感想コメントを書いたりできるので、私にとっては逆に便利かな。

あんまり少ない文字数で改ページされてると、ちょっと困るかな……?

小説は原則、目で見て理解するように書かれていると私は思いますので、読み上げ機能で音声化して読むのは王道ではないという感じもあって、作者様には申し訳ないなという気もしています。

もし、作品が朗読されるって事前にわかっていたら、私なら朗読向きに書くと思いますからね。目で読む前提だから、文章の視認性をあげる書き方をしていて、単語選びも目視を前提にやりますね。

「黙読(もくどく)」とかいう漢語は、同音異義語がある語もけっこうあるし、音声ではパッと意味がわかりにくい時もあります。でも漢字は絵文字なので、目で見てるときにはサッと意味がとれるのです。

しかし朗読するなら「黙読」よりも「目で読む」とかいう口語的な表現のほうが向いているかもしれません。

日本語は昔は書き言葉と話し言葉が別々だったりがありますね。書き言葉は漢文調で格調高かったり、手紙用の候文(そうろうぶん)だったり。でも口語は漢文調ではなかったでしょう。

それが近代になってから、文章も口語的にしようって流れで、今では極めて口語的な文体もありますが、それでも読み上げる文章と目で読む文章は、ちがうと思います。「しかし」なんて口語では通常は言いませんしね。


しかしまあ! そこをなんとか! 音読させてくれえ!!


Web小説は通勤通学の電車内などで移動中の暇つぶしとして読む方も多いようですので、満員電車の中でスマホ画面を見るのは大変でも、イヤフォンで朗読を聞くほうがラクかもしれません。画面を横の人にチラ見される心配もないですしね。(何を読んでんのや何を?)

わたくし近年、目も良くなくて、眼精疲労もたまってるので、目を休めながら朗読でWeb小説が「読める」のすごくいいです。ありがたい。
料理したり洗濯物畳んだりアイロンかけたりしながらの、「ながら読み」にはなってしまいますけど、でも思った以上に物語に聴き入れました。


ここでは余談となりますが、Web小説を有志の声優さんたちで音読して、オーディオブックにしちゃおうっていう企画もあるんですよ。

Writone ライトーン https://www.writone.jp
ボイスブック配信プラットフォーム

カクヨム作品の登録も歓迎されてますので、朗読向きの作品をお持ちの作者さまはいかがです?

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