首を寝違えていてヤル気が一ミリも出ない椎堂かおるです。
私はこれは枕が合わないのだと長年思い込んでいたんですが、ストレートネックが原因みたいです。
キーボード叩く仕事の職業病みたいなもんですね。もうほんとヤバイです。皆様もお気をつけて。
さて、「三都幻妖夜話 白川編」第18話を公開中です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884553813この作品は「三都幻妖夜話」の(4)にあたり、単品では読めない作品ですので、お読みくださっている読者様は京都・大阪・神戸編の三部作180万字を読破してくださった方々。皆様、読む力がすごい……。
こんな長い作品をWeb小説で読んでくださる方がいらっしゃるのかなと常々思うのですが、多数ではないにしろ、皆様息長くお付き合いくださっていて、本当にありがたいです。
私も、自分でも、白川編はさすがに無いかと思いました。
180万字読んだ上で250万字ぐらい読んでいただきます。
ラノベ文庫本が一冊10万字くらいだそうなので、全43巻ですよ!?
無いわ……orz すみません。でもよろしくです……。
長い作品をお読みいただいた楽しみ(?)として、前作を思い返せる場面を随所に振りまいてみています。
第18話で出てくる、叡山電鉄の出町柳駅。京都編でも冒頭あたりで登場した、本間のアキちゃんが大学行くのに乗っていた電車です。
その後もジュニア三部作で、ちょいちょい出てくるこの駅。
アキちゃんのおかんが「鞍馬山にある学校に通うんやったら安心やわ」と言っていたという、その鞍馬山に登るための列車です。
作者、Twitterでも原稿を書きながらブツブツ言ってましたが、「白川編」はジュニア世代三部作と相似形になるように書いている作品です。
亨はアキちゃんと出会う前に付き合ってるパパがいましたが、朧にもいます。ジュニアもおとんも当時、大学生。年齢はちょっと秋津暁彦様のほうが若いです。これは時代考証の都合でそうなりました。
亨もゴハン作ってくれて、歌を歌う妖怪ですが、朧ちゃんも料理好きです。歌うたうシーンもずっと先ですが出てきます。
よく似た親子だし、よく似たカップルで、よく似た運命を繰り返してるんだというようなネタ振りです。
作品の読む順としては、ジュニア三部作が先で、その後に白川編ですが、時代順では、暁彦様と朧の物語のほうが先に起こった出来事でして、この経験をバックボーンとして持っていたからこその、神戸編でのあの言動、あの決断、というふうに、神戸編の伏線となる出来事を、白川編で描いています。
そういう意味では、白川編をお読みいただいた後には、京都編〜神戸編も、朧と暁彦様の物語の続きで、四本の物語が円環状につながる趣向です。四本あわせて「三都幻妖夜話」のメインストーリーとなるように構想しました。
めちゃくちゃ長くて読むの大変だろうと申し訳無さでいっぱいですが、よろしければ是非、四本すべてお読みいただけたら、作者・椎堂かおるも書き手冥利に尽きるというものです。
私はストレートネックが痛み、皆様は眼精疲労でドライアイになりますよね……(汗)
完結したら皆で温泉旅行に行きたいですね。(エア温泉)
ちなみに鞍馬山には本当に温泉が湧いています。
私は学生時代にそこへ行ったことがあり、叡山電鉄に乗り、鞍馬寺や貴船神社にも詣でました。自然も美しく、素晴らしいところです。
皆様も機会がありましたら是非、叡山電鉄に乗りにいらしてみてください。これからの紅葉シーズンは最高です。常に最高ですけどね!
どんなところか、まだご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、参照リンクを書いておきます。
叡山電鉄
https://eizandensha.co.jp