おはようございます。
朝から家の光回線が不通で、静かにキレた主婦、椎堂かおるです。
これで何度目でしょう。お母ちゃん、もうプロバイダ変えるからね!
それでもオンノベの更新分は準備していた抜け目なさ。
スマホから何でもできるので、今どき便利ですね。
一昔前なら「最終回なのに更新できないよう」ってなるとこです。
さて、今回の更新分。
三都幻妖夜話 白川編 7−1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884553813/episodes/1177354054884588497(白川編もくじ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884553813)
前回、第6話では、秋津の坊とうろうろ街をデートして、夜遅くなってから帰宅した朧。7話は、その帰宅後の話です。
怒られるんかな……?
帰ってくると、白川の妾宅は留守ではなく、皆さんお帰りなんですよね。うわあ怒られるんかな……?
そういうお話ですが。この章で、朧は今後とても重要になるアイテムを入手します。アイテムって言っちゃいけない。小道具です。
小道具って言っちゃいけない!
朧にとっては一生ずっと持ってることになる重要なものが手に入るんです。
神戸編で出てきたときも、朧は物持ちのいい人でした。始末です。京都ではそう言うらしいんですが、ものを大事にする精神性です。一昔前の世界では、どこでもそうだったでしょうけど、朧は特に「思い出の品」をずっと大事に保管しておく性分の人物として描きました。
そこが朧の古めかしさだったり、いじらしさだと作者としては考えて表現しています。暁彦様の残してったシャツをずっと持ってたりね。他にもいろいろ持ってるんでしょうけども。
そのあたり、朧ちゃんはよう嘘つく人で、自分の気持ちにも鈍いので、物語の語り部のくせに地の文で嘘つくんですよね。「あんな人ぜんぜん好きやない」っていうような事を言いますよね。
でも本心はそうではないというのを読者様に察していただくための機能として、小道具が効いてくるかなと思って書いています。口ではなんて言うてても、坊々のシャツ捨てられへんような人なので、そのあたり、裏腹な本音が透けて見えてる、朧なる者ですね?
ここまでで第一章というところです。
嘘つくと言えば、この物語に出てくる人物たちは、「本音を言わない」「偽りのことを言う」というのが共通点としてあります。嘘つきなんです。本当のことももちろん言うんですが、時々、嘘の話をしています。
お前、嘘ついてるやろ!?
と思いながら読んでください。
第6話のデート場面でも、暁彦君はすごく可愛いですが、あれはほんまですかね? 神戸編で出てきた秋津のおとんは、あんな子でした?
若い頃は可愛かったんや……って?
そうでしょうかね?
作者もそう思いながら半信半疑で書くんですが、6話について、近況ノートのコメントで、蕎麦屋の二階はアレするとこやで的なお話を教えていただき、作者は知らずに書いていたので「マジか」ってなりました。暁彦はほんまに蕎麦が食べたくて行ったんだという線で書いたんですが。違っても面白いなと思いました。どっちでもいいですね?
どっちにしろ、お蕎麦食べたいのは本当だったと思います。
蕎麦は昔は庶民の食べるファーストフードで、武家の坊々は食わん、という文化は本当にあったようです。それを踏まえて書いた話で、暁彦も自宅では蕎麦は食べさせてもらえません。
でもこの子、ジャンクフードが好きなんです。おそらく。
第3話でも宴席の料理には箸をつけてないようでした。でもお腹が空いてるので、お蕎麦が食べたいんですよね。
お上品なもんは食い飽きた、腹が減っても食う気がせえへんかった、というところかな……。
「乾山、怒っとったなあ」ですね。
何か野趣あふれるもんを食いたい、秋津の坊々です。
あんまりええ子と作者は思えない!
この人と恋に落ちて大丈夫なんんでしょうか?
まあええか他人事やし、いっとけ……(*´∀`*)
そういうお話なんでしょうか?
鬼ばかりやな。
そんなこんなで、試験公開7話ぶんが無事に公開でき、皆様にお読みいただけました。ありがとうございます。作者は執筆の穴にまた潜ろうと思います。
次回予告でもお伝えしましたが、6月中〜7月初旬には脱稿して、正式な連載を7月にスタートさせたいというのが今の目標です。がんばっていきたいと思います。完走できるよう、皆様どうぞお見守りください。
三都幻妖夜話 白川編 7−1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884553813/episodes/1177354054884588497(白川編もくじ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884553813)
1〜7話はこのまま公開状態を維持しますので、これから読んでくださる方も、よかったらご感想などお送りください。いろんな方のご意見やご印象を聞いて、作品をよりよく出来たら有り難いです。
それでは、ひとまず、さようなら。
おおきに、ありがとうございました。
京都市在住の主婦、椎堂かおるでございました。
皆様、暑さも増す季節ですのでご自愛なさって、どうそお元気でおすごしください。(三都ふう〆でした)