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祈り。そして、誓い。(2)

こんばんは、楪です。

先週お話しした通り、本日『レゾンデートルの誓い』の公式連載が更新されましたので今宵も近況ノートを綴ります。

気が付けば、発売日まで1ヶ月を切っているんですね。
本当に時の流れは早いものです。

先日近況ノートを投稿してみましたが、よくよく考えてみれば近況ノートに興味ある方ってあまりいないですよね。そうですね。
なので今日はリラックスしてラムネを飲みながら綴っています。


最近、色々考えています。

もうこの際(どの際?)だから打ち明けます。
僕は元々小説を書くことも、文章を書くことも得意ではありません。センスだって無いですし、書き方だって知りません。おまけに読書も苦手です。
どうして小説を書いているのかなと、この1ヶ月間そんなことばかりを考えています。

これらは決して卑下しているわけではなくて、僕がずっと抱えている真剣な悩みです。

周りを見れば、僕にとって羨ましい方々が沢山います。
楽しんで執筆出来る方。次から次へと魅力的なストーリーを生み出せる方。

僕はそれが出来なくて苦しくなって、時々独りぼっちに思えてしまう。
何を考えてもぼんやりとしていて、曖昧で、書き始めないと伝えたいことが伝えられない。
だからプロット制作は本当に苦手中の苦手です。
ああ、才能があればなあ……なんて、物語のことを考える度に思います。
僕には才能なんて無いです。
それを分かっているから、努力を続けることで立ち向かってきました。


だけど、良いこともあります。

苦しみながら紡いだからこそ自分が生み出した物語一つ一つへの愛情は、人一倍強くて。
誰にどう言われようと、へこむことがあっても、僕は自分の物語をずっと好きでいたいと思える。
たとえ『レゾンデートルの誓い』が僕にとっての最後の作品になるとしても。
命を削ってでも書きたかった、大好きな作品を完成させたことに、胸を張りたい。
それは、ある種の「自信」なんだなと、最近気が付くことが出来ました。


それではそろそろ、本日の『誓い』の裏話をお話ししましょう。
前回同様、ネタバレにはなりませんのでご安心ください。






まだ公開されておりませんが、第二章のタイトルもとても思い入れの強いものです。
2017年1月4日から、ずっとこのタイトルで物語を作りたいと思っていました。
もう5年以上も前のことになるんですね。






この裏話はあと数回、続けられるのでしょうか……。
それでは、おやすみなさい。良い夢を。

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