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『特異点でサヨナラ』投稿しました。

今までWEB未公開だったお話を投稿しました。以下、リンクとあらすじです。



『特異点でサヨナラ』
https://kakuyomu.jp/works/16816452221388415907

「寧くん、約束しよっか。苑華ちゃんの死を止められたら、私は復讐をやめる。でも、死が覆らない時は……分かるよね?」

クラスメイトの宮原苑華が、学校の屋上から転落した事故の翌月。
田舎の男子中学生・小鳩寧は、ダム建設予定地の廃村で、男の死体を目撃する。そして、死体があった地点は『過去』にも『未来』にも通じていることを突き止めると、同級生の少女・溝畑桂衣とともに、死んだ苑華を救うべく、時間遡行の研究を重ねていく。

しかし、苑華の死は事故ではなく殺人だと知った桂衣は、苑華を追い詰めた「三人の人間」に復讐すると言い出して……。

死者が蘇るのが先か、復讐の成就が先か。
少年少女の願いがせめぎ合う、ボーイミーツガールSF復讐譚。



このお話は、昨年9月に文学フリマ大阪で頒布された百百百百さま主催アンソロジー『動くまたは動かないアンソロジー〈動くのか、動かないのか、それが問題だ。〉』通称『動くアンソロ』に寄稿した短編です。
「動く」と「動かない」のどちらかをテーマに書かれた作品が集められていて、拙作は「動かない」をテーマに書かせていただきました。

全11話に分割しましたが、約15000字の短編です。一気読み推奨かもしれません。
キャッチコピーの色も可愛らしいピンクにしましたが……不穏なあらすじが物語るように、拙作のなかでもかなり凶悪な部類の作品です。
(穏やかな拙作に親しんでくださっている方々には、ギャップに驚く内容になっているかもしれません。怖いお話が苦手な方は、くれぐれもご無理なさらず……!)

今の時期にぴったりな桜の季節の物語を、楽しんでいただけましたら幸いです。

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