【皇帝の溺愛する花嫁が、負け確定イベントを回避した元モブ暗殺者だった件。】
転生したら序盤で退場のモブ暗殺者でしたが、なぜか皇子に溺愛されてます。
〜ざっくりあらすじ〜
東雲 白兎、十七歳。
小学生の頃から眼鏡は必須アイテム。趣味は乙女ゲームで、様々な乙女ゲームを攻略してきたオタクである。男だからって理由で、乙女ゲームを楽しんじゃいけない法律なんてないよね?
ある日、SNSで仲良くなった『渚』というハンドルネームのクリエーターさんが作った、配信前の乙女ゲームをやらせてもらえることに!
ゲームクリア後、感動が抑えきれなかった俺は、この素晴らしい作品についての感想メールを送ったのだが、その数日後、あるファイルデータが添付された返信メールが届いた。
返信が来ただけでも舞い上がっていたのに、そこに添付されたファイルを開いてみてさらにびっくり。
あの乙女ゲームのタイトルの横に、「隠しルート編」という記載が。
返信メールには感想の御礼と、良かったらやってみてくださいという嬉しいお言葉。どうやら『渚』さんが本来作りたかったルートらしく、まさに「隠しルート」というわけだ。
これはなにがなんでも攻略せねば!
そう思った矢先、スマホが鳴る。
幼馴染からの急な呼び出しに、仕方なくパソコンの画面を閉じた。楽しみは夜に取っておこう、と待ち合わせの場所に向かう。
彼の頼みは絶対に断れない。なぜなら俺は、この幼馴染にずっと片想いをしており、叶わぬ恋というやつを現在進行形なのだ。
しかし今思えばこの呼び出しが、運命の分かれ道だった。
目が覚めた時、そこはあの乙女ゲームの中!? 俺は異世界転生ではもはやお決まりのテンプレである交通事故という手段で、この中華風乙女ゲーム「白戀華~運命の恋~」の中に転生してしまったらしい。
ちょっと待って。このキャラ、名前がないモブなんですけど····?
「美しい白髪の少年」って、ざっくりしすぎだよ!
しかも、第一章冒頭で次期皇帝候補の皇子を暗殺しようとして、護衛に斬り捨てられる死にキャラ····。
皇子が狙われていることを示すためだけの、序盤の捨てキャラに転生してしまったそんな俺の目の前に、ある選択肢とともに淡々とした機械音声の問いかけが響く。
それは、この窮地の救いとなるか、それとも――――?
初見の「隠しルート」を攻略し、このセカイで生き延びてみせる!
あれ? でも 思ってたのとなんか違う?
頼れる相棒ゼロ(機械音声)と共に改変された物語を攻略していく、愛と笑いの中華BLファンタジー。
【8/21〜10/21募集】第1回ルビーファンタジーBL小説大賞参加します!
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テンプレ中のテンプレに挑戦!
BLですが、ラブコメ要素をねじ込んでいきますので、『愛と笑いの中華BLファンタジー』を、ぜひお楽しみください!
本編は、こちらから↓
https://kakuyomu.jp/works/16818093076052725580✿❀✿❀
イメージイラスト:豆電球さま@mdk2143✨