「1200の功徳を積んで花神として天界に戻った主ですが、伴侶の精霊と毎日いちゃいちゃしていて困っています。」
一、黑藍の贈り物
櫻花のいる百花堂の門の前に、立ち尽くす黑藍。入るのを躊躇っていた彼に声をかけたのは、かつて鬼神と呼ばれていたが、その功績を認められ武神となった、花楓だった······。
1話完結のショートストーリーです。
黑藍は、ちゃんと"ごめんなさい"ができるのか?
「黒竜に法力半減と余命十年の呪いをかけられましたが、謝るのは絶対に嫌なので、1200の徳を積んで天仙になります。」
の、番外編。
主役は1話ずつ異なります。
第1話は、黒竜の黑藍です。
本日より公開です。
読んでいただけたら、幸いです。
「1200の功徳を積んで花神として天界に戻った主ですが、伴侶の精霊と毎日いちゃいちゃしていて困っています。」
は、こちらから↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330656395003480そして、黑藍くんのイメージAI画像です。
昨日の櫻花の画像とともに、作品を楽しんでいただけたら、嬉しいです(*´艸`*)
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「べ、別に、お前に逢いに来たわけじゃなからなっ!」
素直になれない黑藍に、
「はい、ここの庭はとても美しいですから、いつでも遊びに来てくださいね、」
と言って、いつもの調子で櫻花は微笑むのだった。
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