SF掌編「エリクサー」を公開いたしました。
この作品は web 小説投稿サイト「ソナーズ」にて公開している作品「死者の街」を大幅に改稿し、改題したものです。
web 小説投稿サイト「ソナーズ」で公開している作品「死者の街」は、さなコン2 応募作「死者の国」のもとになった作品です。
その「死者の街」は、主人公の不思議な臨死体験を描いたものでしたが、今回の改稿では、そこに不思議な錠剤をからめ、その錠剤をエリクサーと名付けました、
エリクサーと言えば、かの神林長平先生の作品「完璧な涙」です。
「完璧な涙」は連作短編形式の作品で、その連作短編の1つに、エリクサーが重要な要素として登場します。
あの作品のテイストを少しでも出せたらと考えながら書きました。
お楽しみ頂ければ幸いです。
エリクサー、それは人を死につなぎとめる薬
気づくと、わたしは見知らぬ丘の上に横たわっていた。
やがて白衣を着た青年が迎えにやって来る。
彼は言った。
ここは天国だと。
5分ほどで読めるSF・ホラー掌編です。
エリクサー / 辻井豊
https://kakuyomu.jp/works/16817330665948744067