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女公爵完結

こんばんは、遊森です。
女公爵なんて向いてない!をお読みいただき
ありがとうございます(^^)

この物語には、流行りのテーマ(婚約破棄・もふもふ・ざまぁ)以外に、大きく2つの要素を入れました。

1つ目は、眠りの森の美女。男女逆転版です。
なぜキスしたのか? なぜイバラの城なのか?
城から出たあと、どうなるのか?
独自解釈で創作してみました。

2つ目は、現代女性の要素をファンタジーに
落とし込むこと。
グルダシアは某国の、旧態依然とした体質を
持った巨大企業をイメージしました。
ルナータは、そこの独身女性管理職。
高い地位を与えられながら実状はお飾り、
上司には「女の子」扱いされて結婚を勧められ、
男性社員には疎まれ、女性社員には妬まれ、
卑屈になった彼氏にはフラれ、それでも
やるべきことをやっている。
そんな、どこかにいるかもしれない、
逆境の中で頑張っている女性です。

強くなくちゃやっていけない、でも、強い人
しか生き残れないなんておかしい。
繊細な人には繊細な人ならではの、
素晴らしい能力があるはず。
誰か、彼女を助ける味方がいてくれたら。

そこに現れたのが、外の企業から別の文化を
持ってやってきたアルフェイグです。
ルナータの能力を見抜いた彼は、ルナータを
尊重し、味方になり、
彼女の不利に働くことを一切しません。
女だからという理由でルナータが理不尽な目に
遭うたび、
絶対的な味方として振る舞うアルフェイグ。
私も気持ちよく書きました。
問題は、元の企業体質に、ルナータ自身が
染まってしまっていることで……

そこからどうなっていったかは、本編の
通りです。

というかまさかの、婚約破棄されたのヒロイン
だけじゃなかったという話でしたね(笑)

後日談は、本編でちょっと足りなかった
ラブラブもふもふを書いてみました。
この後、2人の間に子どもができたら、
その子もグリフォンに変身できるはずなので、
うっかり幼いうちに変身したグリフォンを
お膝に乗せたりできるのではないかと
妄想しています。チビモフ……

感想などありましたら、教えて頂けると
嬉しいです。
それではまた、ご一緒に物語を楽しみましょう!

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