日本の今の少子化対策は失敗します。
少子化の不都合な真実に目を瞑っているからです。
不都合な真実とは子供の多い地域は女性の社会的地位が低い事です。
女性への社会的配慮が増えれば解決するは誤りです。
配慮が日本より格段に行き届いている北欧諸国でも少子化が進行している事実を説明できません。
移民による人口増加は移民元の女性の地位が低い事を利用して労働力を輸入しているに過ぎません。
フランスは例外的に人口が増えていますが、その要因と思われる世帯別税制、これを日本に当てはめると、共働きではない方が有利に働いてしまう。
つまり扶養税制も含め大規模に改革しない限り、女性は家にいて男性が働く社会にならないと人口が増えない理論です。(逆も成り立ちそうで成り立たない。妊娠、出産時に収入が途絶えてしまう。)
それにフランスは移民も受け入れてますしね。
つまり女性の社会的地位を下げてまで少子化対策をするのか、人口が減る事を受け入れて、それでも持続可能な社会を作るのか、を選択するべきなのに前提を間違えたまま対策しても失敗は必然です。
今の対策は女性票狙いのバラマキの一つにしか過ぎません。