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薄命世代 あとがき

 薄命世代、2020年1月26日最終話投稿。
 最後までご愛読頂きましてありがとうございました。

 本作「薄命世代」は自身の実体験を元にした私小説であり、
 昔執筆していたネガティブ系、原点回帰がテーマでもありました。
 初出や構想期間を含めると、10年以上も頭の中にあった作品です。
 最終版を投稿できたことで、やっと胸のつかえが取れた気持ちです。

 作中では相対性理論『スマトラ警備隊』の歌詞を一部引用させて頂きました。
 (溶解Ⅱ、明日Ⅱ)
 滝本竜彦「NHKにようこそ!」 からは多大な影響を受け、
 鬱屈とした心情を吐露し、文章にする勇気をもらいました。
 この場を借りてお礼申し上げます。

 前作よりもわかりづらく、敢えて説明を省いた部分が多くあります。
 (各章のサブタイトル、第二幕の世界と静観など)
 投稿サイトでは助長ですのでこれ以上書きませんが、
 もしかすると個人ブログの方で解説を載せるかもしれません。
 その時にはまた宜しくお願いします。

 ご感想やご意見などをいただければ嬉しいかぎりです。
 しばらく執筆予定はありませんが、実生活を充実させていく中で、
 また書く楽しみを堪能できたらなと思っています。
 それでは、またいつか。


赤狐


初出 2009/11/24
二版 2010/11/ 3
三版 2016/11/10
四版 2020/ 1/26

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