『ハイペリオン戦記』第71話更新しました。
更新ついでに、ちょっと思い出したことを書いていこうと思います。
小説の書き方を教える専門学校、というのがあります。
小説家を志すなら、そういった学校に通って勉強しよう、という人もいるかもしれません。
結論から言いますと、そういう学校に行くのはあまり意味がないと思います。
というのも、私がそういう学校の出身者だからです。
全く無駄だったかと言われると、得られるものもありました。しかし、学費やデビューできないときのことを考えると、コスパがいい進路とは言えません。
私のクラスは約40人くらいのクラスでしたが、
・実際に小説を完結まで書ける 2人
・他人には見せる気はないけど書いている 3人
・小説の構想だけはある 2人
・学校に行って一から小説の書き方を教えてほしい 33人
というような内訳でした。
イメージは文学論や「面白い小説とは」について熱い議論ができる学校を期待するかもしれませんが、実際は小説を見せ合うような状態ではなく、仮に読んでもらっても「ここはこうすべき」みたいな意見はもらえませんでした。
それだったら大学の文学サークルでも同じことができるでしょうし、同人誌を出すなどした方が、学校に行くより得られるものは多いと思います。
ただ「似たような友人」はできたので、それは収穫なのかな、と思います。
というわけで、今回はここまで。