企画参加にて色々な作品を読ませていただき、感想を書いていってるものの、ふと思うのは僕の様な半端者が何を指摘するのだろうと言うこと。
書くという事実に、あるいは読むという事実に何の感慨もない、物書きの亡霊とも言える僕が、偉そうに指摘するのは中々皮肉が聞いていて面白い。
僕は小説を書くことは嫌いだし、望んでくれる人がいるから書くと言う程度でしかない。誰か個人、もしくは複数の友人に望まれて書くだけの半端者だ。
それでも技術はそう負けない。10年間だ。ずっと書いていた訳では無いないにせよ、その年月はしっかりと根付いてしまった。不愉快なこと、この上ないが。
何が言いたいかと言うと、僕程度の言葉は参考にしなくてもいい、聞き流してもいい。実際問題、僕の読んだ作品は全て僕の書いているものよりも評価を受けているのだから、負け犬の遠吠え程度にとらえて貰って構わない。
それでも発破になればいい。僕程度の言葉で誰かの成長の踏み台になれるのであれば、それも面白い。
亡霊は生きている者の為に言葉を綴ろう。
みっともなくて、不格好で、悲しい位に愚かな文章をね。
【追記】
皆様これを見て心を砕く必要はありません。気など使う必要もありません。
小説を書くのは嫌いですが、小説は好きなので、小説に関わるのは少し楽しいです。
創作論を語ることも、僕程度の技術を教えることも、僕に意味がなくても他の人に意味があるなら、それでいい。
辛い訳ではありません。何も無いだけですから、僕は大丈夫です。