久保田愉也

皆様、残暑厳しく9月病を発症してもおかしくない中、いかがお過ごしでしょうか？
末端な立場ながら、心身共に健康で過ごされることを願っています。

自分、春に入学した通信制の大学のスクーリングから帰ってきました。3日間、東京にある大学に実際に通いました。
楽しかったです！
とても充実して学びある３日間でした。

皆様は、学校でどんなことに取り組み、どんな学びが有りましたか？また、どんな仲間と出会えましたか？
自分は、小中と不登校でして、小学校では、鬱々とした雰囲気の中何のために学ぶのかも知らないまま過ごしていました。作文が地元の新聞に載っても、絵画コンクールで優秀賞に選ばれても、誰も褒めてもらえなかったです。それがあなたの（久保田の）当たり前でしょ。という感じでした。そもそも劣等感の塊だった自分は、何をやってもロクでもないのだと思っていました。褒められないって、そんだけの破壊力があるのですね。心が壊れてしまいました。
中学生時代は、まともに通学しておらず、成績も成績表についていません。なぜ、皆、大人たちは私を一人の人間として扱ってくれないんだろう？その時したいことも、好きなことも、心の中の悲しみも、聴いてくれないのはなぜなんだろう？とずっと疑問でした。そんな中、教師たちへのメッセージとして書いたのが、先日、近況ノートに題名を書いた小説です。

自分は、そもそも学校というものが苦手だし、ずっと苦手なのは変わってはいけないと思っていました。
しかし、今回入学した大学での初めての対面スクーリングは、その思いが一変しました。
こんなに学校って楽しかったんだ！と思ったんです。
大学という、今まで経験した学校とは違うシステムの学校だからなのか？
ディスカッションもグループワークも、とても有意義で楽しいものでした。

その中で、ビブリオバトルというものがありました。
受講者の皆様が、それぞれ自分が持ち寄った本、小説、漫画、映画、ゲームなどを紹介するというものです。
面白い作品が集まりました。
この作家知ってる！というものから、この物語は有名だけど、本になっているのは知らなかったというものから、ハラハラドキドキのアクション映画等もありました。皆様、教員を目指すだけあって、とても興味を惹かれる紹介をしてくれるので、自分でも読んでみたいと思うものが沢山有りました。
私は、中学生時代に書いた小説「桜と売春婦」を紹介しました。
私は皆さんと違う選択をしている自覚があったので、不安でした。
しかし、最近この自作の小説をふと手に取り、あの頃の張り裂けそうな思いが蘇りました。誰かにあの気持ちを知って欲しいと思いました。
発表では、中身が気になるとか、中学生でそんな内容の小説を書けるのだと驚いたとか、コメントしていただき、とても嬉しかったです。

桜と売春婦は、中学生の時に書き、親戚に読んでもらって、製本してもらった小説です。
この一作、試しにカクヨムに投稿してみようと思います。
発表までお時間いただきますが、お待ちいただければ幸いです。読んで感想を頂けたりしたら、とっても嬉しいです！

ところで、
読者の皆様に好評を頂けている（と自分で思っている）「ダイナマイト❤みるく」ですが、いよいよ最終話が近づいて参りました。
今年の９月１２日金曜日、夜８時１３分発表の話が最終話です。
あと半月あるかないかですが、ダイナマイト❤みるくを楽しんでいただければ嬉しいです。

最近カクヨムで驚いたのが、俳句の巨匠・滝口アルファさんが、エモい作品を作り出すのに定評のある、あづま乳業さんの作品にレビューを書かれていたことです。
やっぱり、あづま先生には物語を紡ぐこともスゴイですが、俳句も底知れないパワーを秘めているのだと、改めて思います。
両作家様、失礼がありましたら申し訳ございません。

自分もそう遠くないうちに、俳句に挑戦してみたいです！

さあ、来月は、稲刈りイベントが待ってる自分です。
皆様も、秋になったら美味しいものが沢山待っているので、この残暑を乗り切りましょう！