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童謡唱歌の『雪』

この間、雪が降った翌日のこと。
街に出ると、まさに唱歌の『雪』の光景が広がっていました。
雪景色はもちろん、「枯れ木残らず花が咲く」状態です。すっかり見慣れた景色ではありますが、やはり綺麗なものだと思います。――雪かきはご免だがな!

昔の人達の歌というのは、本当に日本の美しい情景や心を簡潔に、そして的確に捉えていたのだなあと驚かされてばかりです。
まあ、犬や猫は全くいませんでしたけどね!(笑)


そんな「世界のばんか」は、ただいま絶賛、フランツの株がだだ下がり中ですな!
まあ、そんな風に書いたのは私なのですが(すっとぼけ)。

エリック編が前編の問題提起、今回の……ルナリア編?(適当)が後編の回答のつもりで書いているわけですが。
これはもう読んで下さった皆様ならご存じの通り、カイリだけではなく、フランツに関しても言えることです。
あの時、ミサ事件で投げられた問いの答えが、まさしく迫ってきています。
ようやっとか……という感じです(長いよ……本当、長い)。

ミサでのフランツに対するクリスやレインの対応について、色々意見があって面白かったなあと密かに(じゃないですが)思っていたものです。
作者である私は、フランツがこの後編でカイリにどういう対応をするか既に分かっていたので(あの時点で下書きも上がっていたし)。
知らず知らずの内に、クリスの意見が厳しくなっていたのかなあ、と振り返って思います。

フランツ、本当にヘタレで臆病だな!と、頭抱えながら見直し中です。

というか、第十三位の中で一番ヘタレで臆病なのはフランツのつもりで最初から書いていました。
だから、もうここからきちんと強くなってくれ!という気持ちで今どん底を書いています。
早くどん底から脱出したい。早くカイリに笑って欲しい。そうでないと、私の心が擦り切れそうだ!

でも、もう一回クライマックス前に試練が降り注ぐので。ごめん、カイリと思っております。
いや、そっちは素早く終わるはず……。うん。終わる、はず。
……カイリ。強く生きてくれ(明後日の方向)。


さておき!
来週は、もう一回のんびり期間が到来する予定!
また小説を読むぞ!
ゲームをするぞ!

ですが。
前にちらっと言っていた、「世界のばんか」手帳。
最近サボり過ぎて「あれ、レインっていつこういうこと言ってたっけ?」「あの伏線、この辺りに書いていたはずなんだが、あれ、どこか?」状態になっているので、そっちも少しずつまとめようと思います。
連載中の時点では、まだ六月なんですよね。村の事件から二ヶ月しか経っていないのかあ……としみじみしてしまいます。

6件のコメント

  • 百歩譲って、自分の責任でカイリを突き放すのはよしとします。
    しかし、その答えを団員に向けたのは納得できない。これは明らかにフランツの落ち度です。責任転嫁です。
    カイリがまだ半人前なのをわかっていて第十三位に迎え入れてくれた団員たちにスライディング土下座をするべきです。
  • えーきちさん

    いえ、良しとしなくて良いです(笑)。譲らなくて良いです。
    実際私は、ここのフランツはかなり卑怯というか、人間として駄目だろう的に書いたつもりなので。

    エリックの方でも言いましたが、この前編後編は、人間らしい人間、つまり良い面も悪い面も結構押し出した形で書いているつもりです。
    物語なのだから、本当はもっと良い方向に書いてあげても良かったのかもしれない。フランツをもう少し、駄目だけれども線引きはきちんと出来ている、強い感じで書いても良かったのかもしれない。
    ですが、それだと何だか嘘くさくなるなと思って結構鬼にして書いています。
    フランツのスタートラインは、正真正銘ここからだと思うので。

    あと、スライディング土下座というか、一発ずつぶん殴られるべきですね。
    今の時点では、レイン以外すぐに反論出来ない様な質問の仕方をしましたからね。
  • 和泉さん、こんにちはー。

    『世界のばんか』で『雪』というと、ミニカイリとミニケントが可愛らしく雪だるまを作っているイメージなのですが、何故でしょうか。
    このイメージの中でだけは、ケントが真っ白なんです。不思議です。

    そして、株がだだ下がり中のフランツ。
    とりあえず、黙って見守ります。
    ただまぁ、すっかり忘れてしまいそうなんですが、カイリに里帰りをさせ、エリックの骨を埋めることができるようにしてあげたのも、フランツなんですよね。
    フランツだって、ダメなだけではない、と。

    『世界のばんか』手帳。
    台詞とか、伏線が書いてあったとは!
    「初仕事の日」とか「ミサの日」とか、普通に予定表かと思っていました。
    そして、80万字で二ヶ月。超長期連載のお約束(?)ですよね。文字数は多いのに、たいして時間が経っていないとう……。
    中身が濃厚だからいいんですよー!

    のんびり期間、ゆっくり楽しんでください!
  • こんばんは~(*´▽`*)

    カ、カイリ……。頑張れ……っ(><)
    人の弱いところ、汚いところも書けるのはほんとすごいと思います。私にはとても無理です……(><)

    でも、その分、和泉様が書いていてつらくないのかがちょっと心配でもあります……(><)

    文字数に対して、日数が進まない……。
    わかります、すごくよくわかります……(*ノωノ)
  • 月ノ瀬さん

    こんばんはー!(時差)

    昔のミニケントは、月ノ瀬さんの中では真っ白なイメージがあるんですね(笑)。
    今はあんなに真っ黒なのに。何故でしょうか。
    でも、多分前世のミニケントは白かったのではないでしょうか。多分、恐らく、きっと。
    そして、カイリといる時は、黒くても白に引っ張られるんじゃないかなあと思います。
    私も『雪』の二人は、そういうイメージを持っていますね。雪だるま作ったり、雪合戦したり、色々やっていたと思います。

    フランツは本当に株がだだ下がりで……(笑……いごとではない)。
    そうなんです。フランツは、その前にきちんと村に連れていったり、心配したり、色々しているのですよね。アナベルの依頼を受けたのも、覚悟はしていたと思います。ただ、壊滅的に覚悟が足りなかっただけで。
    人って、悪い面が目立つとそこばかりに目が行きますが、決してそれだけが全てではない。善8悪2の割合でも、悪い面が目立ち続けるとそっちばかりの印象を持ちやすい。
    人間とは、得てしてそういう存在なのではないかと思って書いています。この前後編は特に。

    あ、手帳はそうなんです。
    大きいスケジュール帳に、カレンダー風味のところに、出来事とか書き込んで、メモ書きのところに台詞とか伏線とか書くスタイルなんです。
    もちろん、大きなメモ欄のところにカイリ達の情報を書き込む感じで。
    普段はこんなことしないのですが、「世界のばんか」はちょっと今までにない長さなので、こうしないと本当に忘れるんです。
    書いていても忘れるんですが!(駄目すぎる)

    中身濃厚ですかー!(泣く)ありがとうございます!
    月ノ瀬さんは、三日で膨大な量でしたよね……(笑)。
    本当、何故こんなに文字数があるのに、月日が流れるのは遅いのでしょう。謎の一つです。

    のんびり期間、楽しみ……ます!
    遂にうちの会社もあおりを喰らい始めて、出社制限が出てきたので。テレワークやら時間ずらしやらで、のんびりやります(笑)。
  • 綾束様

    こんばんはー!

    カイリ、本当に頑張って欲しいです……!
    書いていて結構辛いので、本当に早く笑って欲しい……っ。
    私の心配までして下さってありがとうございます!
    私が駄目になりそうな時は、ゲームとかして気分転換していますので大丈夫です!(現実逃避)

    フランツとか、本当はもう少しえーきちさんの言う様に自己責任的な感じで終わらせようかなと思ったんです。
    やっぱりここまで書くと、ただでさえ下がるフランツの株が、どん底にまで落ちるのが分かっているわけで。見直し中も少し悩みました。
    でも、ここで加減をすると、何だかなあなあで終わりそうだなあ……と。あと、落差が書ききれない様な気がしまして。
    心を鬼にして叩き落しました(笑……いごとではない)。
    でも、これ以降(次のエピソードから)はそこまでのは出て来ないんじゃないかと……信じたいです。

    日数が進まないの、分かって下さいますか!
    何故、こんなに進まないのでしょうね……。
    小説を書く上で、いつも謎です。
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