タイトルはそのまんま。
今回アップした「世界のばんか」は、見事に酷い(えぐい)内容だった様で。
前回との落差は何?という感じですね。私もそう思います(作者です)。
是非ともラッシーを出したかった。
でも、ラッシー出したら、もう全然別物の話に……。
これはやはり、一度「異世界アザラシ」とかを書かないといけませんね(無理です)。
少し、内容に触れています。ぼかしますが、ネタバレ嫌いな人はご注意を。
73話の裏話。
あれ、これって、あっちに書けば良かったかなと思いつつ、まあ良いや。
ある単語を入れるか迷ったのは、カイリが悪夢から覚めた後、村では両親が抱き締めてくれた云々の一文です。
あの時、カイリは村にいた時はいつも、悪夢から覚めたら両親が抱き締めてくれたみたいなことを思っていますが。
その直後。
「今は、もういない」
と心の中で独白しています。
実はここ、直前までは。
「今は、もう『誰も』いない」
でした。
最後まで削るか悩んだ単語です。
何で?と思われるかもしれませんが、私としては結構細かく悩んだ箇所でした。
『誰も』は、当然両親をはじめとする村の人達は全員いない、というのが直接の意味なのですが。
『誰も』は、もう『悪夢に寄り添ってくれる人は、誰も、何処にもいない』という隠された意味合いも含ませていました。
ただ、それだとカイリ、フランツ達に全く心を開いていないことになりかねないなあ、と思ったので迷いました。
カイリは元々警戒心も強く、生まれたばかりの頃は両親にさえ戸惑ってばかりだったので、彼らしいと言えば彼らしいし。
叩き落とせると言えば、叩き落とせるかな、と思ったのですが。
でも、せっかく前の試合やらごたごたで、フランツ達(特にエディとリオーネ)との距離が縮まったのに、無意識に彼らを排除する様なことを思うかなあ、と。
それに、直後にレインが支えてくれるので、これだとカイリが頑な過ぎだなと、最後の最後で『誰も』を外しました。
カイリ自身が、彼らに少し心を開きかけているので。
いつかは自分自身で乗り越えなければならない悪夢たちですが、それは傍にいてくれる人達がいてこそだと、ちゃんと気付ける人になって欲しいです。
今回の悪夢(やラッシー)の話は、次回のフランツ達視点で少しだけ明らかになります。
皆様、見事に同じ様な予想をして下さって、私としては嬉しいやら、麻痺していると嘆けば良いのやら、です。
……やっぱり、麻痺しているんでしょうか。
そういえば、ゲームはようやくルルーアのアトリーエをクリアしました!
そして、来月末にイ―――――――――――ス!!!!!!が、来るので!
手軽に出来るルーンなファクトリーにしたのですが。
間違っておりました。
これも、時間が溶けていくゲームだ。
むしろゴールが分かっているアトリーエよりも、余計に止め時が分からないゲームだった。
お、大人しくファイアーンなエムブレームをやれば良かったー!
そんな悲鳴を上げている今日この頃でした。
でも、小説を優先しています。やっぱり、何か書かないと物足りないので。
ちゃんとちまちま進んでおりますよ!
あともう少しで、他国に出発出来る(まだだったのか)。