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「犬を吸う」投稿しました

男子高校生が犬を吸う話です。

https://kakuyomu.jp/works/16818093085243425560
犬を吸う

千織さんの創作活動部で田山花袋「蒲団」風味で何か書けという、えーと、文芸部らしい(……のか?)お題があったので、田山花袋成分を昨日急遽摂取してキメ……げふ……書きました。
あ、創作活動部の応援コメントに貼り付けたものより200文字くらい多いです。
修正もしてあります。
ちょっとは読みやすくなってるかと。

田山花袋のことはリスペクトしています。
おかげで純文学というものが何かわかった気がします。
すっごく悪い言い方をすると、明治時代あたりの金持ちの子息たちがエロいことや性癖をできるだけきれいな言葉で書いてムフフって楽しむための文学だったんじゃないかなと。
異論は受け付けますが、受け付けたところで私が理解するとは限りません。
ムフフ。

ところで、田山花袋「蒲団」に合わせたラストにしたのに、続きねえのかよ的コメントが書かれるのはどうしてですか。
ラスト、ばっちり田山花袋キメキメだと思うのですが。
いや続き書いてもいいけど、田山花袋風味にはできませんよ?
祐里風味一辺倒になりますよ?
それでもいいなら書きます。

ではみなさま、ごきげんよう。

7件のコメント

  • 純文学の妙に回りくどく抽象的に過ぎる文体、これの存在意義が分からずいまいち釈然としなかった(正直、単に読みにくくて分かりにくいだけじゃん、等と思ったこともあったw)のですが……

    ≫明治時代あたりの金持ちの子息たちがエロいことや性癖をできるだけきれいな言葉で書いてムフフって楽しむための文学

    この解釈がいちばんすんなり腑に落ちましたw
    はっきり分かりやすく書いたらBANされますもんね、世間からw✨
  • そうそうw
    なんかこう、上品っぽく書いてればいいよね?的ニュアンスを感じます!
    谷崎潤一郎とか川端康成とかはそうかなと。
    田山花袋も。
    ちょっとアレなことをムフフって楽しむための文学だと私は思ってます☆
  • なんか結局三島由紀夫は自分に合ってて、人に勧められるだけのことはあるなと思いましたw
  • おー、それはよかったです!
    勧められて読んだはいいけど合わなかったってのは悲しいのでw
    あ、そういえば若い頃に三島由紀夫の「潮騒」も読んだことがあった。
    「仮面の告白」だけじゃなかったー。
    「潮騒」はNLなので千織部長には合わないかもしれませんw
  • 私のNLアウトな理由は、大抵女側の書き方が私の逆鱗に触れるから……。野菊の墓すら途中でやめたのは、時代背景があるのはわかるのですが、そんなに好きな人にこだわる必要あるぅりんご飴ぇぇぇみたいな、モヤりがね……(ぬりや殿を常に意識して生活している今日この頃)

    結婚相手が無茶苦茶嫌な奴とかならわかるけど……。恋愛小説だから仕方ないんですけど、恋愛の割合が大きいからなんかこう、”女というものはそういうものだと社会は思ってます”と言われている気がしてしまうのですね。
    すみません、ガチコメしちゃいましたw
  • うーん、それなら「潮騒」は大丈夫かもしれません!

    野菊の墓の時代というのが、本当の本当に厳しかったんですよね。
    あと、地域も関わってるのかな。
    政夫のところに民子が行けなくなったのは

    >本人達は何の気なしであるのに、人がかれこれ云うのでかえって無邪気でいられない様にしてしまう。

    これが原因で、民子の母曰く

    >つまらぬ噂をされるとお前の体に疵(きず)がつく

    のだと。
    どうしてそんなことで疵がつくなどと言われるのかというと、昔の人は今より性に大して奔放だったからかなと私は推測します。
    娯楽が少ない時代だし。
    性に奔放だと、生まれたのはどの男の子供だってことになる。
    そーすると何だかこう、ややこしいことになるから、そういう縛りを設ける。
    ある意味、その脆弱さ故に群れて生きる人間の知恵なのかなと思います。
    今より出生率も成人するまでの生存率も低かっただろうから、種の保存のための知恵というべきか。
    つまり「女というものはこういうものだ」と、小説の中でも時代を背景にして言わないといけないということに。
    結婚相手は親や周囲の年かさの人たちが決める。
    これが大前提で、そうすることによって人と人とのつながりを保っていたんだと思います。
    好き嫌いの感情は二番目だったのでしょう。
    私が書いた「糾正の燐寸」の時代、つまり1969年でもあったことなんですよね……。

    だからといって、無理に「野菊の墓」を押し付けるつもりはないので、ご安心くださいw
    前述の時代の風潮について、自分自身は両手を挙げて賛成することはできないです。
    たとえ当時それが必要だったとしても。
    ただ、たぶんそう思うのは自分が今の時代に生きているからであって、当時の人たちにとっては当たり前のことだった。
    まさに「当時に思いを馳せる」という読み方がふさわしい作品だと思います。

    実は私、「野菊の墓」大嫌いでした。
    何で年上だからという理由だけで女性がひどい目に遭うのかと、憤りを覚える作品でした。
    最近になって何気なく読んでみて、ああ良いなぁと思うようになったんです。
    自分が激重シリアスを書いているからかも。
    好むと好まざるとにかかわらず(春樹風)、過去にそういうことがあったと書かざるを得なくなる激しい何かに突き動かされるので。
    女性たちが我慢しながら、口にせず考えていたであろうことを書きたかったのかもしれません。
    純文学は男性のモノだったみたいだしw

    ぬりやさんのりんご飴については解放してあげてくださいwww
    野菊の墓関係ねええええwwww
    あ、でも冷蔵庫の女はちょっとだけ関係あるかもw
  • ご丁寧に返事をありがとうございます!
    私のNLアレルギーも、個人的なことが原因だとは思うんですよね。
    このNLはここが嫌、こっちのNLはここが嫌みたいに、本当はひとまとまりにできないアレルギー反応なのかもぉ。

    すみませんりんご飴。
    むしろ狂気的には好きなのに。
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