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「世界の果てとアメリカン・ダイナー」について

村上春樹ものまね作品についてちょっと説明したいと思います。

https://kakuyomu.jp/my/works/16818093084920601618
世界の果てとアメリカン・ダイナー

タイトルは「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のパクりです。
中身のベースは「中国行きのスロウ・ボート」。
文章中に「沈黙。」と2回出てくるのが特にその味を強くしているかと。
(本物はもっとたくさん出てきてたはず)
最初の方の「形の良い耳」は何だっけな、「羊をめぐる冒険」だったかな。
「うまく言葉にできないの」は「ノルウェイの森」、ピザ・ショップの場面は「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」、「パスタを茹でているときに電話がくる」のは「ねじまき鳥クロニクル」、最後の殺し屋みたいな男は「1Q84」のタマル。タマルめちゃ好きw
という感じでごちゃごちゃと入れてみたものです。
でも、入れられなかった春樹味もありました。
「ごく控えめに言って」とか。
片腕がない詩人や、血友病の性自認が男性で戸籍上の女性が上手にサンドイッチを切ったりするところとか。
双子の姉妹とか。
死んだ配電盤とか。
テニス・シューズとか。
本当に大好きなので、余裕があったらまた書いてみたいです。
村上春樹履修済みの方もそうでない方も、よければ参加してみませんか?

https://kakuyomu.jp/user_events/16818093084248838564
村上春樹ものまね大会(戯男さん)

今回、文体などを真似してみてわかったことがあります。
というか、思い出しました。
去年の4月に処女作「東方の島国~」を書き始めた時、春樹文体になりそうなのを必死に抑えていたことを。
油断するとすぐ春樹味を足そうとするんですよね。
なるべくラノベ方面に舵を切るよう意識しないといけなかったなーと。
まあでも「東方の島国~」は三人称なので、何とかなりましたw
(村上春樹作品は一人称で書かれているものが多い)

余談ですが、彼は確か神戸出身で、港町独特の外国人が多い様子や海が近い街の様子が得意なはず。
私も神戸出身ではないけど得意科目が同じなので、そこらへんけっこううれしいポイントだったりします。
他の方々より真似しやすいかもしれません。

そういえば千織部長が春樹文体で国際系ストーリーを書けとおっしゃるのですが、今はちょっと思い浮かびませんw
まーとにかく、次はぬりやさんの企画に参加しようかなと思っています。

https://kakuyomu.jp/works/16818093083469966727/episodes/16818093084149317543
イマジナリー文芸部 - 【イマジナリー部誌掲載作品募集】 ぬりや是々さん

これ緊張するんだよなー。
どーしよっかな。
まだ全然考えつかないんですが、がんばろうと思います。

ではみなさま、ごきげんよう。

10件のコメント

  • 想定していた何倍か以上に春樹愛が強かったのですw
    楽しませて頂きましたw
  • ほんとですかーよかったー!
    もうね、村上春樹は夫より付き合い長いですからね……
    初めて読んだのは高校1年生の誕生日前だったから、まだ15歳でした。
    いやぁ、愛ありますよね!
    ありがとうございました☆
  • 祐里姉が急に宣伝部長にwww

    もともとは「うっかりかぶれた作品」を募集というか捨て置き場が想定されてたはずなのに、書き下ろしガチ勢が来るとはw
    黒船が来たwww

    ぽんぽん丸先生未履修らしいです!
    ぜひ祐里姉からも押してください!
    この今のタイミングで何か書いてほしいwww
  • あー……、残念ながらぽんぽん丸先生は大江健三郎履修中なので、大江氏の部下的立ち位置である村上春樹を勧めることはできないのですよ……!

    企画主さん「ふざけた宴会芸から名人級まで、幅広い作品をお待ちしております。」って書いてるから大丈夫……じゃないかな……?
    ガチ愛あふれるものまねでもいいっしょww

    書いてる最中すっごく楽しかったのでみなさまやりましょー♪
  • 大江健三郎から……ハルキニストスターターキットのハードルが思いのほか高いw

    私も初春樹作品読んだのは高校1年でした。パン屋再襲撃、面白かったのは覚えてるのに内容さっぱり忘れてるのです。

  • スターターキット自体はそれほどハードル高くないんですけどねー。
    ぽんぽん丸先生の場合大江健三郎履修中だから、私から村上春樹を推すことができなくてw

    パン屋再襲撃おもしろいですよね!あれも大好き!
    夫婦が「めちゃくちゃおなかがすいたから」という理由でパン屋を襲撃しようとするんだけど、深夜で開いてないからマクドナルドを襲撃するんです。
    何で「再襲撃」なのかというと、主人公が以前襲撃したことがあるから。
    妻に「またやりましょー」と誘われてやっちゃうわけです。
    ほんっとにくっだらない話なんですが、すっごく好きw
    dedeさんも書いてみましょww
  • こちらでも改めて。
    ダイナー読んで「やられたーw」って感じでした〜✨️付け焼き刃じゃ敵わない、年季が違うって感じで笑

    部誌のはホントにお気軽に♪
    高校生になった気分でキャッキャッって感じで。よろしくお願いします♪
  • そりゃもう、私は年季だけは誰にも負けませんww
    ノルウェイの森は、ある意味一番ぬりやさんっぽいかもしれない。
    ワタナベは低体温だし、美しい描写が多いし、比喩も暗喩も何の前触れもなく突然出てくるし。
    などと、どこかのコメントを見ながら思いましたw

    高校生になった気分……む、むずかしっ……!
    がんばります!
  • 待て待て!
    春樹が大江の部下的存在とか聞き捨てならぬ!
    春樹が庄司薫の部下的存在なら許す!
    まあアメリケーンな感じは庄司薫にはないけれども!
  • あれ、そうなんですか。
    前からそういう認識でPPM先生も似たようなこと言ってたから、疑ってませんでした。
    ごめんなさい。
    しかも庄司薫も大江健三郎も未履修です、ごめんなさい。
    アメリケーンな感じがない村上春樹って言われるとカスカスなイメージが浮かぶので口の利き方には気を付けた方がいいですよ。(ごめんなさいw)
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