自分が書く文章について、「ちょっと翻訳っぽいかも」「読みやすい」などのお言葉をいただくことがあります。
もともと読みやすさを心がけてはいますが、なるほどーそうなのかーと、いただくたびに思います。
また、丁寧な言葉遣いで有名な豆ははこさんにも「国語学に詳しそう」というもったいないお言葉を……!
私、国文科でも日文科でもなく、英文科だったんです……!
なんかすみません!
で、理由を考えてみて、電話サポートとメールサポートの仕事を長くしていたからかなという結論に達しました。
電話での受け答えでは、ら抜き言葉は厳禁です。
できればい抜き言葉も使わない方がいい。
というか「~しています」ではなく「~しております」と言う方がいい。
(多くの電話オペレータはら抜きもい抜きも使いますが、私はそう思っています)
過去のことでもないのに「よろしかったでしょうか」はNG。
現在のことを問うなら「よろしいでしょうか」と現在形で言う。
通常「全然」は否定にかかる副詞のため、「全然いいですよ」とは言わない。
(賛否あると思いますが、電話でのわかりやすい言い方には欠かせません)
「そうです」ではなく「さようでございます」。
丁寧語・謙譲語・尊敬語をしっかり使い分ける。
(これも多くの電話オペレータはあまり重要視していませんが、私は大事だと思っています)
「~させていただく」は間違いではないけど乱用はNG、「~いたします」と言う。
そもそも「~させていただく」は「オマエが何と言おうと~するよ?」的な言い切りで、不遜なニュアンスがあるので。
などなど、正しい言葉遣いを心がけてなるべくツッコミどころを減らしていました。
日本全国から電話が来るため、共通語を使うわけです。
共通語には当然文法があります。
その文法に則って話すのはとても重要だと、私は考えています。
くだけた言葉での対応の方がよさそうな方もいらっしゃるので相手によって変えるということもありましたが、メールサポートでは電話と違って相手がどういう方か全くわからない。
だから完全にきっちりした日本語もしくは英語の文章を書いていました。
接続詞にも気を遣って。
そういうわけで、正しい(という言い方も正しくない気がしますが、便宜的に)表現というものを常に考えていた人生を送っていたため、それが文章にも出て読みやすさに繋がっているのかもしれません。
あとねー、クセもねー、きっといっぱいあるんですよねー。
体言止めも使いますしね。
でもやっぱり自分じゃちょっと気付きにくいところだなぁ……。
「オマエこんなとこあるよ」というご意見がもしございましたら、どうぞコメントにお書きくださいませ。
コワイけど謹んで拝読いたします……!
様々なことについて反省するためにしばらくぶくぶく潜っているつもりでしたが、何だかいろいろ書きたくなってしまいました。
一昨日と昨日「小さなお話」更新しちゃいましたしね。
反省はもちろんしていたんですけどね、よく考えてみたら昔から毎日何かしら脳内大反省会をしているんです、私。
唐突に開かれる脳内大反省会はこういうところで文字にされることもあまりなく、リアルで誰かに話されることもなく、自分の中だけで終わるものです。
ってことは常日頃行っている脳(中略)をいつもの通りしていればいいだけじゃね?と気付きまして。
自分にはダメなところが多いとわかってはいるので、何とか軌道修正したいと思ってはいます。
ではみなさま、ごきげんよう。