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試験的に短編書いてわかったこと

*あーちなみに短編は基本色々なテストのために書いてます。お話としてブラッシュアップされてないのはそのせいです。


1.諸事情があって三人称をテストしたい
2.なろう系で主流の、できるだけ説明的な地の文を省いた形式で、考えているような作文ができるか

みたいなことを考えていたので、何も考えずに両者を導入して短編を書きました。


1はとりあえず置いといて、2の方。

以前かなりバリバリやってるなろう作家の方がTwitterで「一話(3,000字前後)あたり二時間で書く」というようなことを言ってて、すげぇなとは思ったんですが、自分の作業を省みてみると、単純に二時間で三千文字の文章を書くまでなら可能なんです。ただボクがやると、三千字で一つのお話としてまとまらない。

なろう系やラノベなどの所謂キャラクター小説では、基本的に登場人物の会話で物語が展開するので、重要なのは文字数ではなく、台詞数です。

地の文で状況や心情をきっちり説明したいボクの作文では、文字数あたりの台詞数が圧倒的に少ないんですね(笑


でも、なろう系の主流読者は、地の文はあまり必要としないそうです。読み飛ばす人もいるとか。台詞だけ読めば展開はわかるわけですね。

*ボクとしては、どういうつもりでその言葉を言ったとか、言葉と心情が一致してる様子がない、みたいなのを地の文から読み取ってもらえたらいいな、とか考えているので、しつこく表情や仕草を描写する作文が多いです。*語彙力がないのでこの部分に時間がかかります。

*ちなみになろう系(というかラノベジャンル全般)に似たような世界観の作品が多いのもそのあたりが理由だと思います。あなたが知ってる〇〇のような世界観ですよ、と言っておくことで、情景描写を極限まで減らすことができますね。これはボクも利用することがあります。


まあそういうわけで、思い切って地の文を最小限にして作文したらどうなるだろうか、というようなことを考えて、短編を書いてみました。ついでに、もう一つテストしたかった1の、三人称でやってます。

実質二時間、三千字で一話。ネタ出しさえできれば可能です。

*結局ネタを毎日出さないと毎日二時間三千字書いて一話更新なんてできないわけなんでボクには無理ですはい。


みたいなのが前提。なんだこの近況ノート。長ぇ。


それでわかったのが、三人称は(当たり前なんですけど)地の文でくどくど説明するのに適した書き方だってこと(笑)。

と言うか、説明文を省くと、三人称である必要がなくなるんですね。

みたいなことを書き終わってアップしてから気づいたという。


もしも気が向いたら、件の短編を一人称で書き直してみようかと思ってます。それが面白くなればアップするかもしれません。

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