吉武 止少

ソフィアは小さい頃から孤独な生活を送ってきた。どれほど努力をしても妹ばかりが溺愛され、ないがしろにされる毎日。 ある日「修道院に入れ」と言われたソフィアはついに我慢の限界を迎え、…

　ブラック企業で星間輸送を営むタツヤ・フジシロは宇宙海賊に襲われ、面白半分でブラックホールに向けて射出されてしまった。 　が、すんでのところで先史文明時代の古代戦艦に拾われ、九死…

　迷宮が現れ、モンスターが湧き出すようになった日本。新たな災害として全世界を混乱に陥れた迷宮だが、同時にモンスターのドロップアイテムや宝箱の中に納められた魔道具、そしてあらゆる怪…

　極度の脚フェチである俺は入学式の放課後、担任の吉見先生に捕まっていた。 　どうやらクラスの和とか協調性だとかを重視しているらしい吉見先生は俺がぼっちにならないようにと、友達づく…

『ダンジョンになった心の中を探索し、強くなろう』 　突然やってきた天使に見せられたのは、荒廃して家族が命を失う未来だった。 　それを避けるためにも、特別な人々の心に隠された『…

脚フェチの阿志賀大輔は担任の命令で超特殊性癖の内蔵優愛とともに部活を作ることになる。 特殊性癖の人間を集め、人間社会に溶け込む訓練をする部活⎯⎯その名も擬態部！ ハゲマッチョフェ…

友人のＫさんから聞いた話だ。 少し不思議なホラー。あまり怖くはありません。

就活連敗中の日向マナはひょんなことから吸血鬼に召喚されてしまいました。 吸血鬼にとってはごちそうにあたる稀血ながらも期待していたものとは違う、と夕飯に回されそうになったマナです…

　もふもふが大好きな聖女オリビアは獣人を人間のように扱うから、という理由で聖女をクビなってしまう。引退後の嫁ぎ先として鷹獅子騎士団を率いるルーカス・フォン・イグニス公爵を指名する…

第2回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト応募作品 ASMR部門のシナリオになります。 朝、委員長が僕に声を掛けてきた。 昨日の夜、私を見たでしょ？

　幼いころから聖女として魔物溢れる森で騎士たちを癒していたマリアベルは、無実の罪で陥れられて置き去りにされてしまう。 　メイドのノノと逃げ出したマリアベルは美味しいものを食べなが…

元気いっぱいな樹精霊（ニンフ）ちゃんがクラス委員として真面目にお仕事しようとしたら吸血鬼ちゃんに美味しくいただかれそうになって⎯⎯？！

公爵家に生まれ、宰相の父を持つアリシアは獣人差別をなくすため、人間との確執が深い獣人の王と婚約することになる。 公爵家の子女として政治的な理由での婚約に異論はないものの、当の獣…

ＴＳロリサキュバスの超番外編となります。琴葉刀火先生の「世界渡りの占い師は NPCなので世界を救わない」とコラボさせていただきました。 今日の配信はまさかの異世界料理！？ 柚希…

普通になろうとしたいっくん。 普通でありたかったいっくん。 普通じゃあなかったいっくん。 ──どこで間違えちゃったんだろう。

幼馴染で親友の長谷川がペットを拾ったらしい。 指を齧られたり、餌付けで四苦八苦しているらしい長谷川から話を聞くと、何かがおかしい。

イケてるメンズの俺は放課後の教室に呼び出された。 ──また告白か。 恋愛そのものに興味がないので、それっぽい理由をつけて断ろうとしたが、話の雲行きが……？

　ヴィッテンヘルム魔法学院の卒業パーティー。 　貴族の子どもたちが集い、研鑽し、領地に帰ったり嫁ぐ前の最後の行事で私の婚約者でもあり、この国の第二王子でもあるリヒト様が「みなに聞…

とある筋から知らされた婚約破棄という茶番劇。恥をかかせるためだけの、いわゆる「ざまぁ」の場だ。 冷めた視線で眺めていた一人の男が、急に渦中へと放り込まれる。 「奥さんにして欲し…

高身長がコンプレックスな女の子セイと、身長が低いことを気にしている悠。 でこぼこカップルのほんわか日常的なお話。

【第四回キネティックノベル大賞佳作受賞！】 　後輩の運転する車で事故に遭ってしまったおれは、気付けばロリサキュバスになっていた。 　チートもなければちん〇んもない……おれの〇ん…

【簡単あらすじ】 　女の子に触れると股間が爆発（物理）する呪いに掛かった俺が、元凶のぽんこつ天使とともに、妙に濃ゆい連中を相手に死に戻りしながら解呪方法を探すお話。 【がっつり…

　君が死んだと聞かされた。 　納得してないわけじゃない。 　理解してないわけじゃない。 　ただ、僕は諦めない。 　それだけのことだ。

　人間のクズにして処女厨の駒井・走は目覚めると見知らぬ空間にいた。 　ドームに覆われた街だ。 　その内部にはこれまでに走が捨ててきた一〇〇人の女。 「ドームを脱出する鍵は、彼女…

　根暗で陰キャな俺には大きな秘密があった。それは、既に書籍化までしているプロ作家であるということである。 　とはいえ学校でひけらかすようなもんでもないし、そもそもスクールカースト…

　婚約破棄を受けた私の元に訪れたのは、全身をピンクに染めてド派手な仮面をつけた珍妙な集団だった。 　……いや、貴女、ステラ王女殿下ですよね……？ 　と思ったら、事態は思わぬ方…

ブラック社畜生活を送っていたおれは、気が付けば真っ白な空間にいた。 異世界転生……つまりやりたい放題か、と意気込んだは良いものの、世の中はそんなに甘くないらしい。

作家になった俺はしかし、書くことすら許されなくなった。