本屋大賞2023年の受賞作は凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』です。
皆さんはもうお読みになられましたでしょうか? たまには寄り道してみるのも良いものです。
以下にその他のノミネート作品とそのあらすじを紹介させてください。
1. 『汝、星のごとく』(凪良ゆう)
- あらすじ: 風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
2. 『ラブカは静かに弓を持つ』(松浦寿輝)
- あらすじ: 少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。
3. 『光のとこにいてね』(一穂ミチ)
- あらすじ: 正反対の2人の少女が、大人の事情に振り回されながら、唐突な出会いと別れを繰り返していく。別れても、また別れても再会を夢見る、忘れることのできない友だち。それぞれの環境と成長を感じながら、変わらずお互いを愛する彼女たちの大きな愛の物語。
4. 『爆弾』(呉勝浩)
- あらすじ: 些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。直後、秋葉原の廃ビルが爆発。
5. 『月の立つ林で』(松浦寿輝)
- あらすじ: 「月の立つ林で」は5つの連作短編集です。主人公は性別も年齢もバラバラですが、ある共通点があります。それは同じポッドキャストを聞いていること。毎日同じ時間に、ひとりの男性が月にまつわる話を配信する番組。彼の配信を聞きながら、自分の悩みや壁に向き合っていく物語です。
これらは全て異なるテーマや視点から描かれており、読者に深い感動や考えさせるエピソードを提供しています。皆、発想力が凄すぎますね。羨ましい限りです。僕も頑張らなきゃ!
