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書いて誰かに伝わるモノ、それは多分、感情だと思うから


 ある方のレビューを見て、胸を打たれてしまった。
 こういうのが、心を動かす文章なんだって、その時に思ってしまった

「何でもないひとことが誰かの人生を変えることがある。」

 今まで、他のサイトで活動していて、いろんなメッセージを受け取ったことはある。
 それなのに、どのメッセージよりも、このレビューは輝いて見えた。


 まだ文章にしていない、プロットの中にある登場人物。 
 このメッセージは誰に掛かっているかを想像しながら、しばらく固まってしまった。

 ――彼らにとって、未来が救いでありますように。

 そんな想いをのぞかれているみたいで、これだけのメッセージに凝縮されている感情が、見えてくるようで怖くもあった。

 もしかしたら、他の誰にも理解されないかもしれないし、書いた本人すら、ここまで私が感動するとは思ってなかったかもしれない。
 それくらい、私にとっては至高の言葉だった。


 ありがとう


 いつか作品が完結した時、キャッチコピーとして飾りたいくらい素晴らしい言葉。
 連載中ではダメ、完結した時に必要な言葉だと思えてしまった。

 もし、いつか連絡がつく時があれば、完結したときに使わせて頂けたらと、打診できたらいいな。


 今日は眠れないかもしれない。
 それくらい、胸がいっぱいになる言葉だった。
 他の誰でもない、理解されなくてもいい、私にとって至高の言葉。

 そんな言葉を、ありがとう。

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