こんにちは。いつも読んでくださっているみなさま、ほんとうにありがとうございます。

「青の激情」の透野伊砂と藍沢千紘。
彼女たち二人は、作者よりも年上です。そのせいか心の中ではさん付けをしてしまいますが、ここでは呼びすてにさせてもらおうと思います。なんとなく、彼女にかっこつけてる彼氏みたいですね。ちょっとはずかしい。意識したとたんに照れました。


気を取り直しまして、伊砂から。
伊砂はまっすぐに立っているようにみえて、けっこう地盤はぐらぐらです。あぶなっかしい。達観しているけれど、とても幼いと思っています。おそらく、いろんなものに対して敏感で、臆病な人。
その点で自分としてはすこし親近感があるのですが、一方で、伊砂のようにここまで何かを人にさらけ出すことはできない、とも思います。
ちゃんと人とぶつかって傷ついたり考えたりすることができるのは、すごく眩しい部分です。

つづいて千紘。
千紘はきっと、とても強い女性です。強情で、一途で、めんどうくさい。同時に、ずっと少女のままのイメージがあります。大人になりきれていないからこそ、だれよりも大人なのかなと感じます。大人のふりをしている、もしくは大人になろうとしている人のほうが、案外子どもだったりするような気がします。

この物語はどうしても被害者側の目線に立つことが多いのですが、だからといってつらいことだけを書くつもりはありません。もっと奥の、光がさすところまで辿り着いてほしいですし、伊砂や千紘たちのすごす過去やいまやこれからを、私が記録していけたらいいな、と思います。

というわけで、引きつづき青の激情にお付き合いいただけたら、これ以上のよろこびはありません。