皆さま、こんばんは。
宮条優樹でございます。
KAC2023参加作品、『ままこだて』についてのあとがきです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330654452377521KAC2023の6回目お題は「アンラッキー7」ということで、
なかなかしっくりくるお話が思い浮かばなかったのですが。
「7」について検索してみて、
「幸運数」「ヨセフスの問題」とたどっていって、
たどり着いたのが「継子立て」でした。
そこから傘連判状を思い出して、
時代物仕立てのホラー作品と相成りました。
書き始めからホラーとして仕上げるつもりだったので、
どこか特定の時代や、歴史上の事件、人物などは意識せず、
漠然と「封建的な武士の世界」とだけ、イメージして書きました。
残念なのは、
お題の「アンラッキー7」を活かしきれなかったことです。
何とか頭をひねって、
傘連判状の名前の順か人数を、「7」にこじつけたかったのですが。
どうやっても、七介と平九郎が最後の二人になって、
かつ丁度いい人数で、七介を7番目なりなんなりにすることができず……。
結局、名前を「七介」とすることで逃げの手を打ちました。
宮条優樹は数学がすこぶる苦手です。
どなたか数学が得意な方、
この問題への解法を教えていただけるとありがたいです。
キャッチコピーの一文は、
『徒然草』の第一三七段から拝借しました。
名文は強し。
それでは、また。