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『漫才「筋肉」』について

ご来訪ありがとうございます、宮条優樹でございます。

KAC2023参加作品、『漫才「筋肉」』についてのあとがきです。

https://kakuyomu.jp/works/16817330654352275369


5回目のお題は「筋肉」でした。
前作でシリアスな作品を書いた反動か、
最近、M-1グランプリを第1回大会から見直していたせいか、
思いついたのは「筋肉」をお題にした漫才でした。

漫才の台本という体で書いているので、小説かといわれると微妙な作品になりましたが。

有栖川有栖作品『作家小説』の中の、「作家漫才」をイメージしました。
「作家漫才」、スティーブン・キングのくだりと、名作冒頭文のくだりがとても好きです。


以下、作中出てくるネタの解説です。


・コンビ名「ゆーずれす2」

「大して役に立たないかもしれない知識漫才」というコンセプトからつけたコンビ名。
useless(役立たず)な二人組、という意味で。


・はくすりー&じぇるじ

アンドリュー・フィールディング・ハクスリー
イギリス出身のノーベル賞受賞者、数理生物学者。
骨格筋の収縮に関係した方程式を考案した。

セント=ジェルジ・アルベルト
ハンガリー出身のノーベル賞受賞者。
筋肉に関する研究で知られる。


・紹介文

小説の紹介文は、M-1グランプリでのコンビ紹介をイメージしました。
ちなみに、今回の作品読んでみたら、軽く5分は超えてますので、
M-1グランプリではネタに使えません。


・エントリーナンバー1901

ボディービルダーであるユージン・サンドウが、初めて開いたボディービルコンテストの開催年、1901年にちなんで。


その他、作中出てくる筋肉ネタは、

『文系のためのめっちゃ優しい筋肉』(佐々木一茂著・ニュートンプレス出版)

を参考にいたしました。





それでは、また。

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