皆さま、ごきげんよう。
宮条優樹でございます。
『ヒーローに中の人はいません!』エピソード5の公開が始まりました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885934485/episodes/1177354054886029323エピソード4で、登場人物たちに思い出のショーについて語ってもらいましたので、
今回の近況ノートは、私のお気に入りのショーについて。
お気に入りというより、思い入れというか、初めて見たときから衝撃的なほどに印象深いショーのお話を。
イバライガーの仲間に、イバガールという女性型ヒューマロイドがいます。
彼女は一度、バックアップユニットを持たないという弱点をつかれ、
ジャークの策略のために倒されてしまいます。
機能停止してしまったイバガールの元へ、一歩間に合わず駆けつけたイバライガーR。
大切な仲間を失った彼の慟哭、そして続く叫びが私にとっての衝撃でした。
「誰でもいい! 誰かイバガールを救ってくれ!」
このシーンを思い出すたび、Rの声が耳に蘇ってきます。
いつも私たちのことを助けてくれたイバライガー。
どんなときでも、我が身を顧みず人間を助けてくれるイバライガー。
そんな彼が、必死の思いで助けを求めているときに、私は何もしてあげることができない。
イバライガーを助けてあげることができない。
私はこのショーの、このシーンを見たとき、本当にそう思って、何もできない自分を情けなく、くやしく、悲しく思ったのでした。
その思いを、私はこの作品の中で、エピソード6の龍生に託しています。
ぜひ、エピソード6まで見届けていただければうれしいです。
このショーの結末が気になるという方は、
You Tube のイバライガーチャンネルにて公開されているショーの動画を見てみてください。
胸を熱くさせてくれる展開は必視必聴です。
作中で語ってもらった、「イバライガーの苦手なものの話」と「ジャークをやめたい戦闘員の話」も見られますので、ぜひ。
さて、物語は次のエピソード6にて完結となります。
合わせて、近況ノートも次回で最終回としたいと思います。
それでは、また。