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『ヒーローに中の人はいません!』について その2

皆さま、ごきげんよう。
宮条優樹でございます。

『ヒーローに中の人はいません!』エピソード2の公開が始まりました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885934485/episodes/1177354054885967453

まず、作品の登場人物について、少しばかり補足説明をば。

この作品では、時空戦士イバライガー、茨城元気計画という、茨城県に実在するヒーロー、運営団体が登場しますが、
主人公の早川龍生、その姪・甥の莉子ちゃん、陽太くん、
団体スタッフとして登場する、タケさん、マキさんの5名は架空の人物です。

作中の出来事は、事実に基づいて創作したものと、完全なるフィクションのものとがあります。

私自身は、茨城元気計画のスタッフではなく、
イバライガーの数多くいるファンの一人です。

ファンであるがゆえに、「好き」が高じて、書きたいことがいろいろとあふれすぎてしまうのが執筆中の難点でした。

茨城元気計画代表・卯都木氏の現在までの道のり、
あまり外に知られることのない、ローカルヒーロー運営団体の活動の内側、
ヒーローの活躍を支えるファンの方々の熱い姿。

書きたいことが多すぎると、作品の中身がブレてしまう。
そう感じて、今回私は一つのテーマだけを考えてこの作品を書き上げました。

それとは、
「茨城にいる本物のヒーローを多くの人に自慢したい!」
ということです。

私は、過去の出来事をむし返すことも、暴露話もしたくはありません。
私は今のイバライガーの姿、
未来に向かって駆け続けている本物のヒーローの姿を書き上げたかったのです。
それを一人でも多くの人に見届けていただき、
読んでくれた人の心に、なにか熱いものが残せたらと願っています。

今回はイバライガーを小説という形で紹介する作品となりましたが、
卯都木氏の話を直接聞かせていただいたとき、
苦労という言葉では言い表せないほどの、数々の苦しみ、悩みを経験されてきたこれまでの話を聞かせていただいたとき、

「これは、ドキュメンタリーとして一つの脚色もない作品にしたほうが、読者の心に響くものになるのではなかろうか……」

と、心底思ったのでした。

なので、いつか卯都木氏のこと、茨城元気計画のこと、イバライガーのことを、
ドキュメンタリー、ノンフィクションドラマとして書き上げようと密かに決意しております。

そのときに備えて、ノンフィクションの書き方を勉強しなくては。

この近況ノートはもうしばらく続きます。
それでは、また。

2件のコメント

  • 初めまして。突然失礼いたします。綾束です。
    拙作をフォローいただき、ありがとうございました。

    あまり参加者がいない地元コン(苦笑)、その中でもちゃんと取材をされて書かれている宮条様に、純粋に「すごい!」と感動しました。

    私も参加させていただいているものの、正直、期間中に8万文字以上書いて完結できるのか、不安に思っております(笑)

    小説、続きも楽しみにしております。
    応援しておりますので、お互い、最後まで頑張りましょう!
  • コメントありがとうございます!

    今回のコンテスト、応募作品は少ないですが、熱意のこもったテーマのすばらしい作品が集まっていると思います。

    レベルの高い、少数精鋭が集った、という感じで、とてもいいコンテストになっているんじゃないかと、個人的には思っています。

    そんなコンテストの中で、私もいい作品をお届けしたいと思います。

    綾束様の作品の続きも楽しみにしています!
    がんばりましょう♪
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