明けぬ夜は無いという言葉はよく使われるが、やはり、物事に絶対は存在し無い。
ある時を境に、日は二度と登らなくなった。
太陽《アポロン》の死の意味するところは、永遠の氷河時代の到来であり、光合成をする植物を最底辺とする生態系の倒壊《とうかい》である。
その生態系の頂点に座する者がその対策を打たぬはずはない。
彼等は各地に核融合炉《かくゆうごうろ》によって稼働する巨大LEDライトと熱を逃がさぬドームを形成し、その光で光合成する作物で農場を作った。
それによって、一時は全生物の安泰が約束されたのである。
しかし、注意点が二つある。
一つは、アポロンの死が生態系の頂点に座する者達が起こした事件である事。
もう一つは、彼等が人類では無く、『吸血貴族《ヴァンパイア》』である事だ。
━━━━━━どうも、鬼夜宵です!
これは、日の沈んだ外道を歩み、神に反しながらも人間であろうとする物達の話。
前作にも前々作にも出てきた『英血』達が主役の話です。
多分過去最高の出来、多分十万文字まで書けるはずです。
あ、そうです、最近ツイッター始めました。
ちょくちょく小説に関係ないけど面白いかもな事とか呟いてますのでよろしくお願い致します。
カクヨムになんと画像添付が出来る様になったそうで、『鉄血《アーセナル》』のSDを載せます。
友人や妹に頼んでいたこれまでと違い、今回は自分で描きましたよ。
多分カクヨムとかなろうで自分の絵を載せたのは初めてです。