• 異世界ファンタジー

何十年も燃え続ける鉱山の話

GG第7話のマイネルマース鉱山と火の道の話。
火災の火が50年間ずっと燃え続けているという、かなりブッ飛んだ火災が起きてます。――というと、いくらファンタジーでもそりゃねえわ、とか言われそうですが、モデルがあります。
アメリカのセントラリアの坑内火災は現在進行形で50年以上鎮火されずに燃え続けてるし、北海道は夕張市の神通坑に至っては1925年から今まで、余裕で90年以上燃え続けてます。もうすぐ百周年。現実ってスゲー。
「火の道」という言葉はGGのイークダッドでそう呼ばれてるだけなので実際にはありませんが、夕張市の神通坑でも、坑道に沿って雪が積もらない道が出来るという同じ現象が起きるそうで。

セントラリアの場合は「こんなこともあろうかと、川の水で消火する準備は出来てるぜ!……って川が凍ってるゥーッ!?」って感じで消火が全然出来なくて結局手が付けられないぐらい火災が広がったことが二次的要因として考えられるそうです。
GGのイークダッドも寒さが厳しい土地柄なので、そういった要因で鎮火が間に合わなかったのかもしれません。

あと、「マイネルマース」という名前はちょっと気に入ってる。「マイネ」あたりの綴りはたぶん「Mine」で「資源、鉱山」とかそういった意味合いになるんだと思います。思いますってなんだよ自分で付けといて。

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