ジャック「ええ、そうです。つまり、僕は僕の人生に必要なものは全て、今持っているということです。
僕の肺は空気で満たされてますし、2~3枚の空白の紙も持っていますし、それに、毎朝、今日は一体何が起こるのだろうと、誰と出会うのだろうとワクワクして目覚める感覚が大好きです。
ほんの何日か前、僕は橋の下に寝泊まりしていたのに、こうして今は、世界最高級の客船に乗り、あなたのような素晴らしい人とシャンペンを楽しんでいるではありませんか。
僕が思うに人生は贈り物であってそれを無駄遣いするのはもったいないと思うのですよ。
次に何が起こるかわからないではありませんか。
人生は与えられたもので、僕たちはその与えられたものをどう受け取るかを学習するものなのだと思います。
だから、1日1日を大切に生きていくべきなのですよ」
ローズ「わたし、飛んでいるわ!ジャック!!」
(タイタニックどーん!)「うわー!きゃー!沈む―!!」
ジャック「ローズ!君は行くんだ!!」
ローズ「いや!私もここに残る!!」
ジャック「ノー!行くんだ!」
ローズ「いやー!わたしは行かない!ここに残る!!」
ジャック「早く!彼女を連れて行ってください!!」
船員、ローズを捕まえて二人を引き離す。
しかし、ローズ、ジャックの元に戻ってくる。
ジャック「君は何をしてるんだ!何故戻ってきた!!??」
ローズ「あなたが飛び降りたら、私も飛び降りる。そうでしょ?」
ジャック「…分かった」
ローズ「最後まであなたと一緒よ…」
ローズの婚約者「沈んじまうタイタニックで二人楽しく、最後までいなよ!ふん!」
ジャック、ローズを船に乗せる。
ジャック「君は生き残るんだ…。そして、君はたくさんの赤ちゃんを作って、子供たちが成長するのを見守るんだ。年を取って、暖かいベッドで死ぬんだ。ここじゃない。いいね?船の切符は僕の人生で最高の贈り物だった。君に会えたからね…ローズ…。…あきらめるな」
ローズ「いつまでもあなたと一緒にいたい…ジャック…」
ボートの責任者のひと「船が出るぞ―――――――――!!」
フネ「はい!フネです!最近はマスオさんからいやらしい視線を感じ、女を取り戻しました。いえ、私はきっと恋をしていたんでしょうね。波平とはもう数十年体の関係はありません。形だけの夫婦でした。その相手がただ単純に娘の交際相手だったというだけです。さーて♪来週のサザエさんは?
「イクラはだれのこ?」
「わかめ、わけわかめこんぶ」
「カツオ、のたたき」
の三本ですー♪
きゃー!瓶を投げるのはやめてーーーーーーーーーーーーーー!!!