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ネメシス戦域の強襲巨兵、取材話。

数話は場面転換が多くなりますので、分量増しでお送りしています!

序盤の交流。プロメテウスの火。日本刀――その全てが結実した結果が、今回の黒幕の正体へ至る道です。
彼は常に自分のモチーフを模索し、コウの剣術を学習し、様々なブレード特化機との対決の経験、そしてその源流のデータを己のデータベースで積み込んでいたのです。
コウと同調し魂の火をくべて、プロメテウスの火が封じられたフェンネルが開花したとき、この大乱の種は蒔かれていたのでした。

鋼材メーカーや加工メーカー、防衛技術シンポジウムなど意外と取材してたりするこの小説ですが、今回はモチーフのお話を。

このネメシス戦域のコウが起こす変革。数年前に秋葉原近くにある神田明神という神社にお参りにいったときプロットが浮かんだものです。
そしてこの章を書く前に、岐阜県大垣にある御首神社にいったら、それはもうすらすらと筆が進みました。

神田明神というと大己貴命と少彦名命も御祭神です。
大己貴命と少彦名命が祀られる奈良の大神神社の。三輪山にも登頂いたしました。

うん。とてもSF小説の取材先とは思えない近況ノート。

シルエットは人の姿をしているから、というのは表向きの理由。本来は人の意思をそのまま意思の影絵として動くものゆえに人型、シルエットと呼ばれました。
派手なドラマのように見えますが他のパイロットとシルエットも相互に影響しあっているのです。ここまで干渉した例は珍しいと思いますが。

黒幕の正体はどうでしたでしょうか。

今後も最新の科学技術や量子の話から、古き日本の伝承まで貪欲に取り込んでいきたいと思います!

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