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備忘録17(ライナーノーツ的な 2022年2月)

2月の作品メモ。
興味のある人はいないと思うが、あとから自分で「あん時そんなこと考えてたのかー」と思い返すのは割と楽しいものだ。


【バッドエンドが楽園すぎて、ヒロインルートは攻略しない】#6~8

もしかしたら終わり方が唐突に感じられるかもしれないが、元々はこの最終話の内容を書きたくて始めたもの。
ハッピーエンドというのは物語を任意の断面で切り取った結果であり、登場人物の人生は(結末で死んだりしない限りは)その後も続いていく。大恋愛の末結ばれた二人が、その後もずっと幸せで居られるかは未知数である。
それは現実の世界でも同じ事で、自分の人生をどこかで区切ってハッピーエンドとしてみても、実際にはその後も紆余曲折があり今に至っている。
もしどっかの時点に戻れたら、もっと良い別な人生があるのかなあ……というのが書き始めた直接の動機なのだが、自分の結論としては最終話の通りである。
たぶん、楽なほうに流されて結局は同じように生きてくると思う。


【今宵の物語をお求めの際は「のべる堂」へご用命ください ~実験版~】
エッセイのネタとしてAIに自作小説の続きを書かせてみたところからスタートした「企画」で、AIとリレーで書いたら小説として成立するのかという実験作。
それだったら作品内でも人間とAIのコンビが協力して事に当たるような設定にすれば現実ともリンクしておもしろいかもしれないと思い、キャラクターは割とすんなり決まった。
人間とAIのコンビということで主な舞台は自然と仮想空間に決まったのだが、異世界ファンタジー系の設定にしたのは、AIが多少無茶ぶりしてもフォローし易いだろうという思惑もある。

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