RPG(TRPG)を日本に持ち込んだ、日本のRPGの神様みたいな人が安田均と言う人で、ホビージャパンと言う会社から「トラベラー」を翻訳して出したりしています。RPGのプレイ仕方の本も何冊も出してくれていたので色々書籍をかって勉強しましたね。
で、その安田均さんどうやら大阪にいて、毎週何日か日本橋(大阪)のボードゲーム店でイベントやってるってのを近年になって知ったので一眼見ようとイベントに参加したことがあります。
いやあオタクなおっさんでしたww
まさにザッ!オタク!!やっぱ抜きに出てる人は違うんだなと。感動しました。
奥様も連れて行ったのですが、奥様はものすごく気持ち悪がっていましたが、、、。
さて、その安田均さんがいたホビージャパンから発売されたTRPG「クトゥルフの呼び声」は、同じケイオシアムから出ていた「ルーンクエスト」と言うファンタジーRPGをベースとしているのですが、スキルの扱い以外は超簡素化されていて、とてもゲームしやすくなっていました。
シナリオプレイにより集中しようと言うことですね。
TRPG「クトゥルフの呼び声」の特徴は正気値(SAN)があることでしょうか?MPの代わりにこのSANがあって、物語を進めて怪物に会ったり、悪魔の書物を読んだりするとこのSANが下がっていきます。
そしてこのSANが無くなると発狂してプレイできなくなるという、プレイヤーになんのメリットもない仕組みがあり、このSANは回復しませんww
そうです。プレイヤーはシナリオを進めて世の中の裏に蠢くものの正体を追い求めるほど狂う運命にあるのですwww
じゃあそんな闇を追い求めるシナリオに近づかなければいいやん!とはなりません。ロールプレイングゲームだからです。
狂うのがわかってても行くのです!!!ww
ラヴクラフトの小説を読めばわかりますが、登場人物は世界の真理に近づくとみんな狂っていきますww
それを再現しているのがこのSAN値なのです。
しかし私のように普通のファンタジーRPGをしてる人間にすれば正直意味がわからない仕組みです。
プレイして経験値を得て強くなる!が普通のRPG。
対してプレイして経験すると狂っていく!!と言うとんでもない仕組みなんですから。
なのでラヴクラフトの小説を読んでやっとこの仕組みの意味を理解しました。あくまでラヴクラフト小説の世界をロールプレイするゲームなのです。
と、色々書きましたが、
RPGの仕組みはマスター次第でもあります。元に縛られる必要はありません。多くは戦闘をどう処理するのか?技能をどう処理するのか?が仕組みとして用意されているだけなのですから。
みんな改変しまくってプレーしています。
なので、シナリオとかゲームプレイの指標とか、ゲーム基盤のファンタジー世界の作り込みとかそっちの方が大事なんですよねぇ。
追加:
自作小説「カイトとゲイル」RPGをプレイ出来たらいいのになーとか思いますが、TRPGはプレイにはプレイヤーになってくれる人が複数人必要なのでいい大人にはなかなかハードル高いのですw