私がHPラヴクラフトの小説に出会ったのは当時ハマったトークRPGの影響です。トークRPGとは何か?本来のRPGの事です。RPGは舞台の設定者マスターとプレイヤーとの会話で成り立つゲームの事です。プレイヤーはロールプレイ(役になりきる)して遊ぶのがロールプレイングゲームRPGと言うゲームです。
当時の日本にはRPGはまだ少なく、国産のRPG「ロード トゥ ロード」と宇宙探検RPGである「トラベラー」そしてRPGの代名詞である「ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)」が発売されたくらいでしたかね。
そして、新たに発売された「クトゥルフの呼び声」という昔のアメリカを舞台にしたRPGを手に入れたわけですが、これがHPラヴクラフトの世界のRPGということで、プレイするためには原作を知っていないと始まらないわけです。
だから古本屋に行って探し出して読みましたよ。
こんなおどろおどろしい狂気の世界を描く作家なんて初めてで、興奮して読んだのを覚えています。
そしてゲームも友達を集めてたっぷりプレイしました。
なかなかハードルが高いRPGでしたが裏で蠢く邪教にプレイヤーが辿り着く過程を楽しめるよう頑張りました。
そんなこんなで、今回カクヨムというプラットフォームのお陰でそんな子供の頃の思い出を作品に投影できたらいいなと思った次第です。
まあ全然違う転生者のお話なのですが、散りばめて行けたら良いなと。
ちょうどやっと伏線のラヴクラフト話に持ってきたものの、当初予定していたより早く話を持ってきてしまったのでどうしようと悩んでおります。
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