ミレニあんです。
今回はついに投稿したカクヨムコンテスト用新作、
『美少女JKに可愛がられる怪獣少年 ―怪獣に変身できる少年に転生したけど、どうもあどけない可愛さらしくてヒロイン達を魅了にさせてしまう件―』
をご紹介したいと思います。
まず初めに、特撮……というより怪獣もののライトノベルがあまり存在しません。ロボットものならフルパニやナイツマとかがあるのですが(もしありましたら申し訳ございません)。
これは前にも聞いた事がありますが『軽めでラブコメチックなラノベ』と『シリアスで重厚な描写が求められる怪獣もの』は非常に相性が悪い、まさに水と油のような関係だと思われるからです。
僕ミレニあんは「いつの日か『怪獣+ラノベ』を作ってみたい」と思っていたのですが、上記の事もあって実現させるにはかなりの困難がありました。
そんな時に舞い降りたのが、かの有名な「SSSS.GRIDMAN」……その登場キャラである怪獣好きの少女アカネちゃんと怪獣に変身できる少年アンチ君の登場です。
この2人からうまくアレンジできるのでは? そう思い作り上げたのが、この『美少女JK怪獣少年(略称)』です。要はアンチ君とアカネちゃんをそれぞれ主人公とヒロインにしたような感じですね。
さらに怪獣ものにおいて必須のミリタリー描写などをなるべく斬り捨て、なるべくラノベらしい作風に仕上げております。その影響でますますGRIDMANっぽくなってしまいましたが、まぁそれだけ影響があった事で……(目を逸らす)。
こうして作り上げた自信作ですが、困ったことが一つ。実は書いてから後に気付いたのですが、商業漫画である『怪獣8号』と設定が似てしまった箇所があったりします。怪獣に変身できる主人公や番号を振り分けられた敵怪獣など。後者に関しては番号だけではなくヒロインによる呼称がありますが。
その事で悩んだりしましたが、両作品の作風とコンセプト(こちらは異世界転生のおねショタ)がまるっきり別物だと分かったのであえて推し進める事にしました。まぁ、その事で批判されるのはもう覚悟の上です。
そして最後にですが、主人公が変身するソドムのイラストを描きました(文の最後に映っています)。
「ヒロイックな怪獣」というコンセプトの元、ゴモラとグレイモンをモチーフにしましたが、我ながら上手くいったかともいます。
自分が求めていた『怪獣+ラノベ』を形にしたこの作品。ぜひとも応援して下さればと思います。よろしくお願いいたします。