わたしは「実在の地域を思い浮かべて書く派」です。ノール帝国はフィンランドがモデルです。そして幕間に登場する隣国カレフ王国は、フィンランドとバルト海を挟んで向きあうエストニアをモデルにしました。
想像だけで書くよりもイメージが広がるし、人名や地名にも統一感が出ると思っています。といっても実際にエストニアに行ったことはないのですけどね……
エストニアの首都タリンは中世の街並みが残っていて、世界遺産にもなっている美しい街だそう。「カレフ」という名は、エストニアの伝説に登場する人名で、チョコレートのブランドになっています。「イルヴェス」というのは現地では一般的な名字です。……そんなことを調べながら書いています。
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