只今一応恋愛小説的なものを書いておるわけなのですが、皆様小説を書く上で自分の嗜好や感覚に邪魔されることってありますか?
例えば、ワタクシ実際の恋愛においては直情型の猪突猛進当たって砕け散るタイプでして、これまで好きになったのに告白出来なかった……なんてことが一度もありません。思いを胸に秘めたまま友達付き合いしたことも、気まずくなるのが辛くて好きと言えなかった……なんてことも本当に一度もないのです。そもそもすぐに好きだとバレてしまうし……😓
とにかく好きになったら好きだと言ってしまう(一目惚れが非常に多い)し、振られてからどうすればこれから気まずくならないだろうと考えるタイプです。
しかも打率が超低く、自分から好きになった人に本気で好きになってもらったことなど殆ど無い。9割振られてます。(ただ一度は付き合える。そしてその後に振られるという最悪中の最悪パターンです)
なのに戦略をたてることなく玉砕覚悟の勝負を挑んでしまうという……男塾なら富樫、幽☆遊☆白書ならば桑原的な戦法しか出来ない。←桑原はワタシよりチョイclever
なので、小説を書いていても「好きだけど言えない……」とか「関係が壊れてしまったらどうしよう……」とかいう状況を上手く表現出来ません。想像でがんばって書こうとするのですが、「いや、さっさと告白せえよ」とか「めんどくさ……」とか思ってしまうし、非常にストレスを感じます。読むのは全然大丈夫だしどちらかと言えば好きなぐらいなのに……もどかし胸キュンとか。
でも自分が書こうとすると全然うまく出来ない……そもそも好きな人に何故好きと言わないのかわからんಠ_ಠ……コレって致命的な気がします。
自分が書くヒロインが「あなたが好きでーす♡」とあっさり告白してしまうのはつまらない。でも相手のことがスゴく好きだということを書けば書くほど「じゃあさっさと好きって言うたらエエやん」と思ってしまう。いや、言えないのよ、そうでしょ?!と自分を嗜め「まぁそうなんかなぁ……」としぶしぶ納得し、また書き進めると、「いや、だから告白したら終いやん💢」とまたまたイライラが募る。
結局自分の分身みたいなキャラしか書けないのかな……と絶望的な気持ちになったり……
まあ恋愛に限ったことではないのかも知れませんが、自分では絶対こんな風には考えないなぁ……というキャラクターをリアルに描くのって凄いことなんだなぁ……と今更ながら思いました。小説家の方ってやっぱスゲーわ……としみじみ思う今日この頃です。
みなさまが恋愛小説を書く時ってどうですか?自分はこんな風だからこそ全く違う恋愛観を描けるものですか?スタイルの違いもあるし、「こうあるべき」みたいなことじゃないのは重々承知しているのですが、自分の不甲斐なさに打ちひしがれてしまいます。なのに恋愛小説が書きたい自分……自分が読みたいと思っているものが自分では書けないのは何故なのか……
やれやれ……ʅ(◞‿◟)ʃ