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素敵なおはなしを読むじゃない、

今ちょっと、あっちもこっちも手ぇ出しちゃってるからとんでもなくスローペースではあるんだけれども。
連載をリアルタイムで追うときにはそうでもないんだけれども、完結済みの作品を読むときには特に、コメントが控えめになる傾向があることに自分で気づいた。
なんていうか、この感覚を自分のなかから出すのが惜しい、と思ってしまう。
この堪能している感覚を自分の外に出すのは、勿体ない。
ゆっくり噛み砕いて、しっかり自分のなかに落とし込んで、丁寧に味わって咀嚼したい。
どっぷりその世界に浸かって水面を揺蕩うのが気持ちいいから、コメントする前に次を読みたい。
気持ちいいのを自分のことばで中断したくない。
そう思ってることにさっき気づいた。

うーんよい発見だ。
読むの楽しい。
だからコメントしないのどうなん、とか、思わないでもらえたら嬉しいなあ。
自分のなかに染み込ませて堪能しておるのです。
それを自分の陳腐なことばで汚したくない。

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