八枝ひいろ

「僕」は、幼馴染の《化身》を見守っている。 齢満ちて《化身》し、精霊となった人々は、河を渡り、精霊郷へと旅立っていく。それは子を成し、此岸へと新しい命を授けるためであって、生きと…

霧の街にて働く男は、思わぬ吉報を握りしめ、主人を亡くした邸宅へと向かう。 そこに遺された少女は、雪景色に焦がれていた。 サークル« Carte Blanche »より、第27回…

荒野に旅する笛吹きは“声”を求め、人生を賭した旅路の終着としている。 荒野に旅する“少女”は意味を求め、死せざる旅路のよすがとしている。 厳しい世界で、《至高の断片》を巡って…

2016年作、十二作品目。 竜を狩り、その素材を商う狩人集団、竜狩りギルド。その侍女として拾われた少女、イリス・ヒューペリアは、知れず、過酷な運命を負っていた。 それまでの集…

2016年作、十一作品目。 卒業文集に投げた掌編。個性を出したかったのじゃ。 描写に振ったら中身がなくても見栄えするなあというのがわかってきたころ。

2015年完結の短編連作、八作品目。 ハイファンタジー、ライトノベル。キャラ小説を書こうと思って、キノの旅読んでた頃に書いた作品。結果的には、設定が上手くキャラ造形に乗らなかっ…

2016年作、十作品目。 ハイファンタジーながら、初めて現実の文化に基づいて書いた作品。読めばわかるけれどネイティブアメリカンです。そこまできちんと資料に当たれなかったのが残念…

2015年作。九作品目。 お話とも言いがたい単なる日常描写。ちなみに今は全然別のことをやっています。 ノノラの反動でしばらく書けなかった頃ですねたぶん。

2014年作、七作品目。 閉ざされた森を舞台にしたファンタジー短編。五感をフル活用した情景描写が自分の中で完成をみた作品です。このイメージ・設定を元に、長編を書こうと企んでいま…

2014年作、六作品目。 最初で最後のホラー。友人からエロを書いてみてと言われて書いたらホラーになった。何を言っているか以下略。 短い。描写はそこそこ好き、というか描写が全てで…

2013年作、途中で終わった四作品目を飛ばして五作品目。 このころからハイファンタジーに回帰し始めます。初めて家族を扱ったお話。 軽い会話文に挑戦するとともに、この辺りから文章…

2013年作、三作品目。 現代を舞台にした異能ミステリ。ライトノベル。 新人賞投稿して振るわなかった作品。それはそう。デスノート大好きだったころに練った設定は気に入っているもの…

2013年作、二作品目。 人間の夢、”無知のベール”なる思考実験に感化されて書いたSFミステリ。 今やこういった作品は全然書かなくなってしまいました。ある種ジャンルを変える挑戦、…

2012年作、処女作です。 現実とパラレルワールド、もうひとりの自分と入れ替わってしまったお話。 設定は気に入っていて大変ラノベ向きながら、まだ文章がこなれていません。