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HERO(えっち、えろ)

 科挙に合格し郷土を代表して公務員となった丙吉を待ち構えていた初仕事は刑務所での処刑官。合格発表で浮かれてるときに謎の占い師から「自分の職域の範囲内で不可逆なことをしない事を突き通したならば晩年にとてつもなく巨大な福が舞い込む」と予言されていたので「働いたら負け」だと直感し、仕事(犯罪人の処刑)をサボりまくる。
 不可逆(殺害)を避けるために囚人の食費をまかなうために工夫し、自立支援に奔走させられ、罪人を処刑しろとの中央からの圧力からのらりくらりと逃げるため役所をサボって遊郭や賭場にシケ込んで、不良三流公務員として蔑まれるが……。そのおかげで処刑を免れた赤ん坊が巨大な力学に飲み込まれた挙げ句皇帝に即位。皇帝が自身の過去と丙吉の関係を知り、皇帝にとっての最大のHEROとなる。

中華ナー■ッパをうちで用意するならこうなる。

2件のコメント

  • 壮大…!!ww(`・ω・´)
    皇帝にとって最大のH.ERO…詳細が気になります。笑
  •  いや、これ基本的に史実ベースなんで、なぞるだけですよ。
     前漢の宣帝、丙吉あたりをキーにググっていただければ史実はわかります。宣帝にとって丙吉は普通にヒーロー中のヒーローだったと思います。
     問題は、史実の方はそんなに三流扱いされてないので、宣帝に見つけられるまでは不遇というフィクションを盛り込んで抑揚の振幅大きくします。
     作品化としての重点は、行動の根拠と心理描写ですかね。
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