【御礼】
お読みいただきありがとうございます!
『昊国秘史<巻一>~元皇太女、敵国皇太子に嫁入りす~』昨日、無事完結いたしました。
♥、お星様、コメントなどなど、ありがとうございます。
早速完結話をご覧になってくださった方もいるようで……本当に、ありがとうございます。
総文字数18万379文字という、なかなかの文量と相成りました。
本作は以前別のサイトに掲載しておりまして(今は下げています)、
文庫本として印刷・頒布したものを、更にweb用に調整し直したものです。
最初期は9万字程度で、ウェブ掲載ということもあり、比較的サクッと読めることを意識して書いたのですが、文庫本にする時に気合いを入れすぎまして……膨らみまくった結果、このような感じになってしまいました。
因みに、〈巻二〉は、現段階で11万字ちょっとです。
〈巻一〉で加筆したところとの整合性を付けるために、また大分修正するのですが、
どこまで膨らむか、膨らまないか、わたくしにも、ちょっとまだわかりません()
引き続きご縁をいただければ大変嬉しく思います。
ところで。
作品ページを新しく作るか、〈巻一〉の後にくっつけるか、
悩んでいます。
どっちがいいのでしょう……。
一話を章で切れば良かったのかもしれませんが、
読みやすいように、ある程度の字数で切ってしまったので、
思ったよりも話数が伸びてしまいました。
あんまり長いと縦にスクロールするのも面倒そう。
でも、小説ページごと新しくし直すとそれはそれで探し難いのでは……とかとか。
悩んで決着がつかず、ひとまず一度完結にしましたが……。
更新まで、もう少し悩んでみます。
【創作こぼれ話】
◆番外編「傳第一 閨怨」について
番外編「閨怨」は、周貴妃の悲劇的な人生にスポットを当てて書いてみました。
本作のヒロイン・皓月は、割と明るく強めな子ですが、
クール系、或いはどこか悲壮感漂う薄幸系ヒロインが大好きな宵の作品では、
結構珍しめの(多分)正統派なキャラ造形だったりします。
(そんな皓月の中にも、人知れぬ「かなしみ」が内包されていたりするのですが)
無邪気だった子が、抗いがたい荒波にもまれて変貌していくのが好きなので、
結構楽しく書いた番外編だったりします。
皓月にはあまり痛手を与えきれなかった周貴妃ですが、
幼い頃から目の敵にされてきた、皇太子(水適)側から見ると、
また違って見えるかもしれません。
◆〈巻二〉へ向けて
タイトルの『昊国秘史』について、
なぜ、舞台の浩国でもなく、
ヒロイン皓月の祖国・颱でもなく、
亡国である“昊”国秘史、なのか。
その所以については、次巻で明らかになります。
〈巻一〉は、設定上、あまり前半の展開が大きくありませんでしたが、
〈巻二〉は、皓月も皇太子もどんどこ動いていきます。
動いたあげくに東宮を飛び出しちゃいます(笑)
浩の皇宮組は出番が減りますが、
代わりに〈巻一〉で、ちょろっと登場してたり、
存在だけほのめかされていた人たちが登場してきます。
新たな展開を経て、主人公達の関係性がどうなっていくか。
そんなところを書いていけたらと思います。
更新を開始する際には、作品ページと、近況ノートにてご報告させていただきます。