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『歴めろ。』第六十八話のうんちくコーナー

●灼のうんちく

皆様お元気でしたでしょうか?

 今回出てきた大江維時。相当に菅原家に対し対抗心を燃やしていたみたいね。
『日本記略』によると、村上天皇の時代、大江維時が監修で菅原文時らに漢詩を作らせた時、二人が喧々囂々したという逸話が残ってます。結局他の人の漢詩が選ばれたそうですが、菅原文時は恨みに思ったらしいです。
 『権紀』によると道真以来、公卿になった式部大輔・輔正は、文章に秀でている大江維時の孫である匡衡に度々、草案を依頼しています。
 また、大江匡衡は文章生試験の時、面接官が菅原文時でしたが、見事合格してます。
 菅原家と大江家は時として良きライバルだったのかも知れませんね。

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