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【言説】小説って心の余裕から生まれるものだと思います。ただし、異論は認めます。

皆様は、過去の自分が書いた小説を読み返して、「なんだこのひどい文章は!!」と絶叫したことはありますか?

たった今、私はその状況です。



どうも、world is snowです。
ここ数週間ほどめちゃくちゃ忙しくて、全然更新できていなかった『ロミと木』。

ちょっと時間に余裕が出てきたので、ストックしていたエピソードを投稿するか〜と思って、読み返しのために開いてみました。

すると、なんということでしょう。そこに広がっているのは、趣旨の掴みにくいストーリー構成を、味気のない文章で書き表した「何か」でした。

これは多分、小説とは呼べません。
自分でもびっくりするほどのその文章群に対して、思わず叫んだのが冒頭のセリフです。

いったいなぜ、このような文章を書いてしまったのか。思い返してみると、おそらくこの部分を書いていたときの自分は、論文締切と就活に追われまくっていました(今もですが)。しかもそれを書いていた時は、まだ毎日投稿という自主ルールに縛られていて、「とにかく早く書き上げないと」と焦っていました。

つまり、心の余裕が全くなかったんです。

その焦りと疲労から生まれた文章が、今、私の目の前に広がっている無法地帯というわけですね。

・・・・・・「心の余裕とか以前に、そもそもお前文章力無いやん」という皆様からのツッコミが聞こえてきたような気がしましたが、どうかご容赦ください! 
自覚は嫌というほどあります(笑)

それはもう、何気なく『ロミと木』の前半の方とかを見返そうものなら、今すぐにでも削除したい衝動に何度も駆られるほどです・・・

今まで削除衝動に敗北しなかったのは、貴重な応援ハートやコメント、星たちに消えてほしくないからです。皆様本当にありがとう!!




何はともあれ、小説って、無理して書くものじゃなくて、書きたいと思ったときに心の赴くままに書くのが正解なんだな〜と、改めて実感しました。

そう考えると、締切に追われながら書いていらっしゃる作家の皆様って、本当にすごいですね。凄すぎて尊敬しかない。褒め称える語彙力もぶっ飛びです。

6件のコメント

  • ありますよね、痛いほど……

    それで大規模添削、殆ど書き直しみたいなこともあります

    PCに向かっても全然良いフレーズが出てこなくてプロットに毛の生えたようなメモ書きだけ保存して、寝かして……

    あんがい、べつなことしてるときに、いい内容が浮かんだりもするものですよね

    そう思うと、プロは無理だな、あたし……
    と思ったりも

    だって、あたしの作品って、本業の合間に思い付いたものばかりだものw✨
  • 爆速コメントありがとうございます

    > それで大規模添削、殆ど書き直しみたいなこともあります

    よかった、私だけじゃなかった・・・!

    一応、事前にアバウトな筋書きは用意していて、あとはそれを脚色して文字起こしするだけだったのに、こんなにも上手くいかないものか、と悲しい気持ちになっていましたが、ちょっと元気回復してきました

    時間かかるかもしれないですが、現状公開の最新話直後から、全てのエピソードを改稿することになりそうです!(笑)

    > あんがい、べつなことしてるときに、いい内容が浮かんだりもするものですよね

    それ、めっちゃ分かります!

    ふと思いついたものを、慌てて書き留めて、そのあと小説にしたりしなかったり・・・。

    思いついた内容が必ず面白いとは限らないし、売れるストーリーになるとはもっと限らないし・・・やっぱり商業作家さんたち、すごい。




  • こんばんは。思わず失礼します……。私の知っている書き手さんみなさん少なからず、「おまえは下手か!ドヘタか!!!!」と頭を壁にぶちつける思い、というのを何度も何度も繰り返しておられます……。私も何度も何度もそうなっていますし、今もそうです。

    今回カクヨムコン9に出すために古い原稿を持ち出しましたが、&SoAreYouもハミングも初稿が2016年で、ハミングはついに推敲できずにだしています。&SoAreYouという方については、昨年末にKDP化する予定で推敲し直していたため、随分手を入れていますが、推敲だけで3か月かかりました。それでも完全とはいえず、もう3行直すのに4時間かかるとか、そういう感じで。

    おまえは下手か!ド下手か!!!!と自分を罵詈雑言です。安心してください。。。。

    そして、こうも思っていますし、書き手仲間同士同じことを言い合っています。

    過去の自分の原稿をみて「下手だ」と思えてよかった。

    と。

    だってそれは、その頃の自分より、前に進んでいるということだから。

    もし数年前の原稿の「あら」が一切みえなかったとしたらそれはとても恐ろしいです。

    だから、この階段、ステップは突然やってきて、とてつもないハードルを越えていきます。とおもうので、

    やばい!これやばい!と思ったとしたら、それはその時の自分より、とてつもなく進化されているのだと

    いうことだと、思います!

    ロミの木のストーリーは普遍的に面白い作品だと思いますので、じっくりいくらでも直して、何回でも手をいれられてください!ぜひとも、結果の出るのを楽しみに、応援しております。

    長くなりまして💦失礼いたしました!
  • 乱文失礼しました💦
  • とても丁寧なコメント、ありがとうございます!
    乱文なんて、とんでもないです💦

    > 過去の自分の原稿をみて「下手だ」と思えてよかった。だってそれは、その頃の自分より、前に進んでいるということだから。

    たしかに、「文章が下手だ」という感覚は、少なくともその文章の書き手よりも、良い文章感覚を持っていないと持ち得ないものですね。

    目から鱗の観点です!!

    応援ありがとうございます
    なんだか、涙が出るぐらい元気が出てきました・・・っ!!
  • 佐藤様も、同じ心境でいらっしゃったんですね。

    なんとなく軽い愚痴のつもりで書いた近況ノートですが、多くの書き手さんたちが自分と同じように悩んでいると知って、少し安心しています。

    『狐の手袋』や『メープルシロップ』の続き、すごく楽しみにしていますので、削除しないでいてくれて嬉しいです!!!

    > 締め切りが設定された中での執筆は難しいですね。
    本当にそうですよね・・・。
    世の作家様たちは、一体どうやっているんだろうか・・・
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