• 異世界ファンタジー

徒然と、テンプレ編


未公開の下書きが二桁になっても、未だに一作品も発表できない病気にかかっておりますハクマーシ―です。

アルゴリズムは別で書こうかなと思ったので自分で取り下げたのですが、一つの作品を完結させれなかったというのは自分が思ってたよりも大きく伸し掛かってますね。

さてタイトルにもあります通り、テンプレについて疑問に思ったことが自分の中で納得がいったので近況ノートに書いてみることにしました。

ネット小説のサイトではどこも抱えるジレンマですが、人気が出たジャンルのパターンをテンプレートとして使用している作品がランキングを席巻しているのは書き手の方はご存知だと思います。

それをみて自分のオリジナリティあふれる作品が評価されないのを悔しく思ったりもするでしょう。

ただ評価されたいだけならとてもわかりやすく、やり易い環境とも思います。

ではそういった書き手のプライドではなく、純粋になぜ自分がテンプレ物語を書かないかを考えた時に私は明確な答えが一つあります。

それは完結までの道筋が自分の中で描けないこと。

物語を書く上でストーリーラインを考えながら設定を考えた初めの作者さんは矛盾なく完結まで書き切れるでしょうが、人気がある設定のみを模倣すると迷子になってしまうのが自明であるからです。

その設定を使った人気作のストーリーを超えることは出来ず、かといってストーリー展開まで真似するともうパクリになってしまう。

そうして出来る事といえば、安易にその場しのぎで大衆が喜ぶであろうインフレ、関係のないハーレム、無双といったことくらいしか自分には思いつきません。

もうそうなってしまえば、最後に残った作品は展開ズタボロで安易な模倣策であり、読者には似たような設定の作品に逃げられるといったことになりかねません。

そうならないためにも、自分のストーリーとキャラクターは大事にしていきたいですね。

2件のコメント

  • ハクさま

    なんと!水面下で動かれていたのですね!(*^^*)

    人気のジャンルとそうでないジャンルは割と明確ですよね!私の作品は間違いなく後者……笑

    ですが、そのような徒手空拳から、新しい潮流が沸き起こることも、一つの真実といえるのではないかと。

    ハクさまの言われる通り、ストーリーとキャラクターを大事にしながら、その波を起こしていきたいですね(^-^)
  • <<じっくりさん、こんな長い文章を読んで頂いてありがとうございます!

    水面下で動いて地上に帰ろうとして、また溺れていくを繰り返してます笑

    そうなんですよね。
    やっぱりネット小説という形の上では軽く読める人気ジャンルが存在するのは当然ですし、むしろその場所で多くの作者が戦うのは当たり前の話でもあります。

    でもじっくりさんの様に長く続けてじわじわと人気が出ているのも間違いない真実だとも思います。

    そんな波を起こせたら、作者としてこれほど嬉しいことはないかもしれませんね。
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